【J1採点&寸評】横浜×神戸|中村の働きで横浜が劇的な逆転勝利! MOMはマルティノスと悩むも…

2016年07月13日 本田健介(サッカーダイジェスト)

横浜――前半と後半で役割を変えた齋藤は攻撃の軸としてチームを牽引。

【警告】横浜=カイケ(57分) 神戸=伊野波(45+1分)、高橋峻(63分)、相馬(64分)、レアンドロ(80分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中村俊輔(横浜)

[J1第2ステージ3節]横浜3-2神戸/7月13日/ニッパツ

【横浜 3-2 神戸 PHOTO】終盤の同点・逆転弾で横浜が3連勝! マルティノスが殊勲の働き

 
【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
前半は神戸に主導権を握られるも、後半頭の中村の登場で一気に畳みかけて逆転勝ち。課題は残るも、勢いに乗れる3連勝となった。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
1 榎本哲也 5.5
フリーでヘッドを打たれた1失点目はやむなしか。2失点目は股を抜かれる悔しい形に。 

DF
13 小林祐三 6
右サイドで、渡邉とジリジリするような攻防を演じる。後半はチームの重心が前にかかるなか頻繁に攻撃参加した。
 
22 中澤佑二 6
ファビオのカバーをしながら読みを利かせた守備で、レアンドロ、P・ジュニオールに対抗。チームは2失点したが、個人のパフォーマンスとしては悪くなかった。
 
5 ファビオ 5.5
1失点目の場面ではニウトンのマークを外し、2失点目ではP・ジュニオールに裏を取られた。空中戦の強さはあったが……。
 
24 金井貢史 6(77分OUT)
前半から神戸陣内に進攻し、チャンスを窺う。後半は齋藤らとより絡み、ゴールに迫った。
 
MF
28 喜田拓也 5.5
前半は縦パスを狙うも、ボールが足に付かないシーンもあり、不安定なパフォーマンスに。後半は落ち着きを取り戻し、ボール回しに参加した。
 
8 中町公祐 6
中盤でチームをコントロール。60分には鋭いシュートを放つなど、後半は相手ゴール前にも侵入した。
 
20 マルティノス 7 
周囲と噛み合わなかった前半の姿と、スピードに乗った突破を見せた後半の姿はまるで別人だった。85分にはクロスに反応しPKを奪取。終了間際には逆転ゴールをゲット。勝利の立役者となった。
 
11 齋藤 学 6.5
中村が不在だった前半は司令塔の役割もこなし、スルーパスを何度も送った。後半頭から中村が登場すると、ドリブラーとしての能力を発揮。神戸守備網を崩しにかかり、カイケ、マルティノスのゴールを演出した。

次ページ横浜――背番号10の登場で試合は激変。

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