スムーズに周りを動かし、自分も光る活躍を
「喋るのは好き」という久保。新戦力たちとも良好な関係を築いているようだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
「明日は2026年北中米ワールドカップ・アジア最終予選の最終戦。前節(5日のオーストラリア戦)は敗戦ということになりましたが、ワールドカップ予選を勝利で締めくくって、みなさんと勝利を分かち合いたい、目の前の1戦に勝利するという目標だけではなく、これからの成長に向けて、選手たちにはアグレッシブにプレーしてほしいと思います」
日本代表の森保一監督が前日会見で語気を強めたように、6月10日のインドネシア戦は最終予選ラスト。絶対に勝利し、本大会抽選会のポッド分けを少しでも有利に運ばなければならない。
前回は遠藤航(リバプール)、久保建英(レアル・ソシエダ)といった主力級が温存または途中出場だったが、今回はスタメンに名を連ねるはず。キャプテンマークを巻いた鎌田大地(クリスタル・パレス)が出るかどうかは分からないが、絶対的主軸と代表経験の少ない面々が共闘し、どのような化学変化が起きるかをしっかりと見極めたいものである。
キーマンとなるのが久保だ。攻撃陣はおそらく1トップに町野修斗(キール)、シャドーの一角に佐野航大(NEC)か鈴木唯人(ブレンビー)、左右の両ウイングバックに中村敬斗(S・ランス)と森下龍矢(レギア・ワルシャワ)といった顔ぶれが想定されるが、代表43試合6ゴールという実績の久保は特筆すべき存在。前線で統率力を示し、スムーズに周りを動かしながら、自分も光るといった頭脳的なパフォーマンスが求められてくるのだ。
ご存じの通り、久保はU-15日本代表で日の丸を背負って以来、ずっと飛び級で来た選手。2017年U-17W杯、同年のU-20W杯、2021年の東京五輪、2022年カタールW杯と「常に最年少」という立場で代表活動に参加してきた。
日本代表の森保一監督が前日会見で語気を強めたように、6月10日のインドネシア戦は最終予選ラスト。絶対に勝利し、本大会抽選会のポッド分けを少しでも有利に運ばなければならない。
前回は遠藤航(リバプール)、久保建英(レアル・ソシエダ)といった主力級が温存または途中出場だったが、今回はスタメンに名を連ねるはず。キャプテンマークを巻いた鎌田大地(クリスタル・パレス)が出るかどうかは分からないが、絶対的主軸と代表経験の少ない面々が共闘し、どのような化学変化が起きるかをしっかりと見極めたいものである。
キーマンとなるのが久保だ。攻撃陣はおそらく1トップに町野修斗(キール)、シャドーの一角に佐野航大(NEC)か鈴木唯人(ブレンビー)、左右の両ウイングバックに中村敬斗(S・ランス)と森下龍矢(レギア・ワルシャワ)といった顔ぶれが想定されるが、代表43試合6ゴールという実績の久保は特筆すべき存在。前線で統率力を示し、スムーズに周りを動かしながら、自分も光るといった頭脳的なパフォーマンスが求められてくるのだ。
ご存じの通り、久保はU-15日本代表で日の丸を背負って以来、ずっと飛び級で来た選手。2017年U-17W杯、同年のU-20W杯、2021年の東京五輪、2022年カタールW杯と「常に最年少」という立場で代表活動に参加してきた。
だが、今回は久保より年下のメンバーが数多く参戦。森保監督も「(タケには)今回、新しく入ってくる選手のリーダー役として、同世代の選手として接してもらえればと思っている」と5月23日のメンバー発表会見でもコメントしていた。この一戦ではピッチ内外で周りを引っ張る役割を担うべきなのだ。
「今日の練習も(メディアの)みなさんはいなかったですけど、最後のところでスプリントで戻ってディフェンスをしたりしてました。そういう基準を他のメンバーも知って、頑張ってほしいですね。
これから代表をずっとやっていこうと思うなら、どんどんそういう位置(上の立場)になっていく。早いうちからこういう経験ができるのはポジティブなことですね」と本人もけん引役としての自覚を持ち、若い佐藤龍之介(岡山)や俵積田晃太(FC東京)らをサポートしている様子だ。
ある意味、インドネシア戦は「リーダー久保」の本格的なスタート。今後に向けての節目のゲームになるかもしれない。
「僕はリーダー気質じゃないと自分で思う。それを求められるなら、ピッチ内で見せたいという意見なので、僕はリーダーをやろうとは思っていないですけど、喋るのは好きですし、人とコミュニケーションを取るのは得意なので、"潤滑油"みたいな存在になれたらいいなと日頃から思っています」
【画像】真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの美人妻たち"
「今日の練習も(メディアの)みなさんはいなかったですけど、最後のところでスプリントで戻ってディフェンスをしたりしてました。そういう基準を他のメンバーも知って、頑張ってほしいですね。
これから代表をずっとやっていこうと思うなら、どんどんそういう位置(上の立場)になっていく。早いうちからこういう経験ができるのはポジティブなことですね」と本人もけん引役としての自覚を持ち、若い佐藤龍之介(岡山)や俵積田晃太(FC東京)らをサポートしている様子だ。
ある意味、インドネシア戦は「リーダー久保」の本格的なスタート。今後に向けての節目のゲームになるかもしれない。
「僕はリーダー気質じゃないと自分で思う。それを求められるなら、ピッチ内で見せたいという意見なので、僕はリーダーをやろうとは思っていないですけど、喋るのは好きですし、人とコミュニケーションを取るのは得意なので、"潤滑油"みたいな存在になれたらいいなと日頃から思っています」
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