「これでも決まらないのか」最下位・横浜FMを象徴した神戸戦”13分のシーン”。勝てないチームの典型的なパターンにハマり…

2025年05月23日 サッカーダイジェストTV編集部

オリジナル10の覚悟が問われる

勝てない状況が続く横浜FM。写真:滝川敏之

 これでも決まらないのか。そう思った横浜F・マリノスのファン・サポーターは少なくなかったはずだ。

 2025年5月21日に日産スタジアムで開催されたヴィッセル神戸戦、横浜FMは立ち上がりから悪くないサッカーを展開していた。しかしチャンスをモノにできず、19分に先制を許してしまう。攻めながらもゴールを奪えない。勝てないチームの典型的なパターンにハマっているように見えた。

 なにより象徴的だったのが、0−0で迎えた13分のシーン。こぼれ球に反応した永戸勝也がエリア手前からダイレクトシュートを放つも、その一撃はクロスバーを直撃してしまう。「これでも決まらないのか」と、ツキのなさを示す場面だった。

 サッカーというスポーツにおいて、ちょっとした運が試合展開を左右するケースがある。その運にも横浜FMは見放されているのではないかと、そんな印象さえあるだろう。
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 結局は、この試合、横浜FMは1−2で敗れている。リーグ戦の16試合を終えてわずか1勝という成績が惨状を物語るだろう。クラブワーストのリーグ7連敗、11戦未勝利などネガティブな情報に溢れているが、ただ、下を向いている時間などない。

 忍び寄る降格の危機を、どうにか回避できるか。オリジナル10のプライド、そして覚悟が問われる。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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