「プレーの幅が間違いなく広がっている」
フェイエノールトでの充実した2年目を終えようとしている上田。チームもまた進化の途上にある。(C)Getty Images
5月18日のヘーレンフェーン戦、敵地に赴いたフェイエノールトは4分、29分に失点して0−2のビハインドを負ったうえ、シュートを打つことすらできぬまま前半41分を迎えた。
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それまでボールに絡むことの少なかったFW上田綺世がクロスを足下で受けると、ゴール前の密集地帯を抜け出して、右足で鋭いシュートを放つ。このシュートは「読まれた。僕の体勢も(GKにとって)分かりやすかった」(試合後の上田)ということもあって、GKミッキー・ファン・デルハルトにキャッチされたが、シュートに至るまでの形は今後につながるものだった。
「半分強引でしたが、自分でシュートまで持っていくのは今後、増やしていきたい。ここ何試合か、僕らは守備からショートカウンターという形で得点することが多かったのですが、今日は守備がハマらず、ああいう遅攻からチャンスを作った。それは僕らの強みになると思います」
後半に入るとフェイエノールトが押し気味に試合を進めたが、得点を奪えぬまま0−2で完敗を喫し、3位で今季を終えることになった。今シーズンの上田はリーグ戦で7ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)で2ゴール。怪我のため二度戦線離脱したのが響き、リーグ戦34試合のうち21試合の出場に留まった。
「怪我をしてしまったのが一番大きかった。シーズンを通してプレーし続けないといけない。今シーズンはプレーするチャンスが多かったので、そこで怪我することなくプレーし続ければ、もっといろいろ成長したりできたのかなと思います」
来季こそコンスタントにプレーし続けることができるよう、上田はより強い身体作り、より怪我をしない身体作りに励むという。
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「半分強引でしたが、自分でシュートまで持っていくのは今後、増やしていきたい。ここ何試合か、僕らは守備からショートカウンターという形で得点することが多かったのですが、今日は守備がハマらず、ああいう遅攻からチャンスを作った。それは僕らの強みになると思います」
後半に入るとフェイエノールトが押し気味に試合を進めたが、得点を奪えぬまま0−2で完敗を喫し、3位で今季を終えることになった。今シーズンの上田はリーグ戦で7ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)で2ゴール。怪我のため二度戦線離脱したのが響き、リーグ戦34試合のうち21試合の出場に留まった。
「怪我をしてしまったのが一番大きかった。シーズンを通してプレーし続けないといけない。今シーズンはプレーするチャンスが多かったので、そこで怪我することなくプレーし続ければ、もっといろいろ成長したりできたのかなと思います」
来季こそコンスタントにプレーし続けることができるよう、上田はより強い身体作り、より怪我をしない身体作りに励むという。
ロビン・ファン・ペルシがフェイエノールトの指揮を執り始めたのは、今から2か月半前の3月1日、NEC戦(1−1)から。この間、上田は4ゴールを記録している。
「動きの意識付けとか、監督とコーチが細かく言ってくれたりして、自分の特徴を出しやすい。信頼も感じるので、そのぶん思いっきりできていると思います」
フェイエノールトに移籍してからの上田はCBを背負うプレーに磨きをかけ、それを日本代表でも披露していたが、1週間前のPSV戦では上田が中盤に降りて両ウインガーを擬似2トップにする戦術的な動きを見せた。今回のヘーレンフェーン戦ではボールに触れる機会が少なかったが、それでも我慢して前線に張り続けた。
「プレーの幅が広がってどっちもできるようになったぶん、状況に応じて自分が選んでプレーできる。チームの需要に応じるプレーをしたり、いろいろな戦術に合わせられるようになってきたという実感があります。そのなかでシュートの本数だったり、ゴールも多少取れたので、プレーの幅が間違いなく広がっていると思います」
「動きの意識付けとか、監督とコーチが細かく言ってくれたりして、自分の特徴を出しやすい。信頼も感じるので、そのぶん思いっきりできていると思います」
フェイエノールトに移籍してからの上田はCBを背負うプレーに磨きをかけ、それを日本代表でも披露していたが、1週間前のPSV戦では上田が中盤に降りて両ウインガーを擬似2トップにする戦術的な動きを見せた。今回のヘーレンフェーン戦ではボールに触れる機会が少なかったが、それでも我慢して前線に張り続けた。
「プレーの幅が広がってどっちもできるようになったぶん、状況に応じて自分が選んでプレーできる。チームの需要に応じるプレーをしたり、いろいろな戦術に合わせられるようになってきたという実感があります。そのなかでシュートの本数だったり、ゴールも多少取れたので、プレーの幅が間違いなく広がっていると思います」