【クロアチア 0(延長)1 ポルトガル|採点&寸評】MOMは決勝点のカレスマだが、最高採点は采配的中の指揮官に!!

2016年06月26日 手嶋真彦・遠藤孝輔

勝利に値する健闘を見せていたが、カウンター一発に泣いた…。

警告:ポ=W・カルバリョ(78分) (C) SOCCER DIGEST

【クロアチア|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 6
守備時の連動性ある囲い込みが光った一方で、アタッキングサードでの工夫や厚みが足りなかった攻撃は、フィニッシュの精度を欠いたのが痛かった。勝利に値する健闘を見せていたが、試合終盤のロングカウンターに沈む。
 
監督 アンテ・チャチッチ 5.5
膠着状態を打破するシステムチェンジや選手起用が見られなかった。延長まで2枚を残していた交代カードの使い方も功を奏さず。
 
【クロアチア|選手採点&寸評】
GK
23 ダニエル・スバシッチ 6
C・ロナウドの至近距離弾を防ぎ、こぼれ球を詰められた失点に非はない。クロス対応などにも不備はなかった。
 
DF
11ダリヨ・スルナ 6
34歳とは思えない溌剌とした動きを見せ、2度にわたり高い位置でFKを獲得。守備はインターセプトが冴える。
 
ヴェドラン・チョルルカ 6.5(120+1分OUT
120分間でクリアミスはわずか1回。高い集中力を保ち続け、ポルトガル攻撃陣の前に立ちはだかったが……。
 
21 ドマゴイ・ヴィーダ 6.5
最終ラインの壁となり、手堅い守りを披露した。セットプレー時におけるフィニッシュの精度不足を責めるのは酷。
 
イバン・ストゥリニッチ 5.5
左サイドの深い位置まで攻め上がり、4本のクロスを供給。ただ、精度の高いセンタリングは52分の1本のみだった。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページ攻撃の時間は長かったものの、最後のところで精度に欠ける…。

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