「ここでブレたら何も残らない」町田対策でシステム変更も開幕6戦未勝利…新潟アタッカーが強調した“継続”「信じてやっていくべき」

2025年03月15日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

最終ラインに5枚も守り切れず

古巣との一戦に先発した新潟の太田。写真:永島裕基

 新しいチャレンジは実を結ばず、苦しい一戦となった。

 アルビレックス新潟は3月15日、J1第6節でFC町田ゼルビアと敵地で対戦。1失点に泣き、0-1で敗れた。

 新潟はこの試合で、町田の強力な前線の3枚、オ・セフン、相馬勇紀、西村拓真への対策で3バックを採用。前半を無失点で切り抜けるべく、守備時には両ウイングバックが下がって最終ラインを5枚とした。

 しかし25分、相馬のクロスを西村にヘッドで決められ痛恨の失点。早くも1点を追いかける展開となってしまった。

 古巣対戦で先発したFW太田修介は、押し込まれる時間が長くなるのは「想定内ではあった」としつつも、「そのなかで失点しない運びをしたかった。でも失点してしまったのが、もったいないというか、少しゲームプランが崩れた」と悔しさを露わにした。
【画像】天空の城に大声援を轟かせたアルビレックス新潟サポーター!
 ここ1週間は、町田戦に向けて3バックで練習を重ねてきた。しかし、現実は甘くなかった。

「練習はそれでやりながら、試行錯誤をして時間をかけてやってきました。町田さんは攻撃的でクロスも多いですし、ロングボールで迫力のあるプレーもあり、裏にどんどん抜けてくる。そこの対策として、5枚で合わせるというところをやってきたので、そこで失点したのはちょっともったいない感じでした」(太田)

 開幕から6試合未勝利。それでも29歳のアタッカーは、"継続"を強調する。

「もう継続して信じてやっていくべきだと思います。今日は町田さんの土俵に立ってしまった感じがあるので、自分たちのプレーを確認して、強みを出していくところが大事だと思う。ここでブレたら何も残らないし、この6試合というものがすごく無駄になってしまう。すごく痛い6試合ですけど、これを生かすも殺すも自分たち次第だと思う」

 継続した先に明るい未来が待っていると信じて、太田はチームのために走り続ける覚悟だ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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