【J1展望】神戸×鹿島|優勝へ負けられない鹿島。ナビスコでの対戦では神戸に軍配

2016年06月17日 サッカーダイジェスト編集部

神戸――ほぼベストメンバーで鹿島撃破に燃える。

故障者/神戸=藤谷、岩波、松下 鹿島=中村
出場停止/神戸=なし 鹿島=なし

J1リーグ 1stステージ・16節
ヴィッセル神戸 – 鹿島アントラーズ
6月18日(土)/19:00/ノエビアスタジアム神戸
 
ヴィッセル神戸
1stステージ成績(15節終了時):9位 勝点20 5勝5分5敗 21得点・20失点
 
【最新チーム事情】
●3月のナビスコカップでは4-1で快勝。
●昨年、ホームで第1ステージ優勝を決められた浦和戦が良い経験に。
●負傷明けの小川はスーパーサブとしての起用が濃厚。
 
【担当記者の視点】
 第1ステージ優勝へ負けらない鹿島(鹿島が敗れ、川崎が勝利すれば川崎のステージ制覇が決定)を迎える今節は、シチュエーション的に昨季の第1ステージ16節・浦和戦に似ている。当時は引き分け以上で自力優勝が決まる浦和の圧力に押され、主導権を握られた。終盤の渡邉のゴールで1-1に追い付いたものの、ホームでトロフィーを掲げられる苦い記憶となった。
 
 ただ、あの経験があるからこそ、今回の鹿島戦には落ちついて臨めそうだ。また、3月のナビスコカップでは4-1と快勝している点も選手の自信になっている。
 
 ここまでは怪我人が続出したが、5月のトゥーロン国際大会で負傷した岩波を除き主軸はほぼ戦列に復帰。特にレアンドロ、P・ジュニオールの2トップは前節の広島戦で調子の良さを見せており、怪我明けの小川がスーパーサブとして起用できそうな攻撃陣は結果を残してくれそうな期待感が漂う。
 
 あとは守備陣がどれだけ耐えられるか。粘り強く戦い、必ず訪れるであろうチャンスを確実に決めたい。
 

次ページ鹿島――気負わず、いつもどおりにプレーできれば。

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