【フランス 2-0 アルバニア|採点&寸評】最高殊勲者は今回もパイエ! アルバニアは好パフォーマンスで勝者以上の高評価に!!

2016年06月16日 豊福 晋・熊崎 敬

劇的な勝利を飾ったものの、内容的には今回も不満が残った…。

警告:フ=カンテ(88分) ア=クケリ(55分)、アブラシ(81分) (C) SOCCER DIGEST

【フランス|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 5.5
チャンスメーカーの2人を同時にスタメンから外したことで、前半はほとんど好機を作れなかった。縦にスピードある攻撃を目指したが、タメができず、単調な攻めに終始。グリエーズマンと、カウンターからのパイエの得点に救われたが、采配も含めて期待を下回る内容だった。
 
監督 ディディエ・デシャン 5
ポグバとグリエーズマンを外すという一大決断は賭けだったが、完全に失敗。ハーフタイムにはスタジアムから大ブーイングが。後半に投入したグリエーズマンが結果を出しことは良かったが、あまりにもリスクが高すぎた。
 
【フランス|選手採点&寸評】
GK
ユーゴ・ロリス 6
大きなピンチもなく、仕事はさほど多くなかった。
 
19 バカリ・サーニャ 5
サイドからの攻撃参加が少なく、チームの攻撃が停滞する要因に。コマンとの連係でサイドを崩す場面がなく、存在感もなかった。
 
アディル・ラミ 6
フィジカルで相手CFに負けず。カウンターでもマークを外すことなく、最後には値千金のアシストも! 与えられた仕事をしっかりとこなした。
 
21 ロラン・コシエルニー 6
スペースを突いてくる相手に、スピードでも走り負けることなく対処。セットプレーでも、ジルーとともにファーストターゲットとして奮闘した。
 
パトリス・エブラ 5
マルシアルにボールが入った時点でのサポートが少なかったのはマイナス。裏に走り抜けるプレーが少なく、連動でサイドを崩せなかった。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページ前半は沈黙した攻撃陣だが、後半は交代策によって機能した。

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