【EURO2016展望】ポルトガル×アイスランド|4-1-3-2がハマれば一方的な展開も?

2016年06月14日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ポルトガルにとっての朗報はC・ロナウドの復調。

出場停止/ポルトガル=なし アイスランド=なし

EURO2016
グループF1節
6月14日(火)/21:00(日本時間28:00)/サンテティエンヌ
ポルトガル×アイスランド
主審:ジュネイト・チャクル(トルコ)

【注目ポイント】
●C・ロナウドが復調
●ポルトガルの新基軸4-1-3-2は機能するか
●アイスランドの堅守速攻

【試合展開】
 ポルトガルの仕上がりは順調だ。6月8日のエストニアとのテストマッチでは7-0と圧勝。格下相手とはいえ、内容の伴う勝利を収められたのは大きい。良いイメージを持って初戦に臨めるだろう。

 何よりの朗報は、C・ロナウドの復調だ。5月下旬に左太ももを痛めた影響でCL決勝では精彩を欠いたものの、エストニア戦では2ゴールを奪い、コンディションを不安視する声を一掃してみせた。

 その大エースとウイング兼用の2トップを組むのは、カレスマだろう。エストニア戦では2得点・2アシストと大暴れし、C・ロナウドとも息の合ったプレーを見せた。ただ直近の練習で軽傷を負ったとのことで、ナニが代役を務める可能性もある。

 注目は、3月のブルガリア戦から採用している4-1-3-2が機能するかどうか。完成度はいまひとつながらハマッときの爆発力は抜群で、相手が対応に手こずるようだと大差での勝利もありえるだろう。

 対するアイスランドはこれといった故障者はなく、万全の状態で初戦を迎えられそうだ。タレント力や実績ではポルトガルに劣るものの、予選ではオランダに2勝するなど格上にも怯まないメンタリティーを持つ。自慢の堅守速攻を武器に、番狂わせを演じられるか。

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部

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