【J1展望】横浜×川崎|川崎は首位の座を守れるか。リオ世代のボランチ対決に注目!

2016年06月10日 サッカーダイジェスト編集部

横浜――割り切った戦いを覚悟し、齋藤や遠藤のスピードを活かせれば。

故障者/横浜=下平、高橋 川崎=奈良、小宮山、森本
出場停止/横浜=なし 川崎=なし

J1リーグ・1stステージ15節
横浜F・マリノス-川崎フロンターレ
6月11日(土)/15:00/日産スタジアム
 
横浜F・マリノス
1stステージ成績(14節終了時):7位 勝点21 6勝3分5敗 20得点・15失点

【最新チーム事情】
●下平が負傷離脱。左SBには大卒ルーキーでCBが本職の新井が入る。
●1トップの伊藤が好調。練習ではキレのある動きから正確なシュートを連発していた。
●中町とコンビを組むボランチはパク・ジョンスか喜田。試合前日は両選手が試されていた。
●この試合に出場するとJ1通算300試合出場となる栗原は、中澤とともに鉄壁を築く。
 
【担当記者の視点】
 ナビスコカップでは決勝トーナメント進出を決め、リーグ戦では目下2連勝中と、良い状態で川崎との神奈川ダービーを迎えられそうだ。
 
 今季、ナビスコカップでの対戦では0-0のスコアレスドロー。互いにメンバーを大きく入れ替えてのゲームだったが、倍以上のシュートを打たれる劣勢を耐え抜いた。
 
 今節も同様に、リーグ屈指の攻撃力を持つ相手に押し込まれる時間帯が長くなるはず。ある程度は割り切った戦いを覚悟しながら、奪ったボールを素早く両サイドに展開し、齋藤や遠藤のスピードを活かした攻撃でチャンスを広げたい。
 
 中盤の攻防も鍵を握るが、3試合連続フル出場中のボランチ、パク・ジョンスの活躍に期待。技術が高く、落ち着き払ったプレーで攻守をつなぐルーキーはリオ世代のひとりであり、同年代の大島との対決は注目を集めるだろう。
 

次ページ川崎――A代表帰りの大島が、どのようなプレーを見せるか。中盤のトライアングルがカギ。

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