中国戦の舞台、リゾート地アモイはどんな様子? 日本代表の練習会場周辺で溢れるスポーツ熱と…スラダン、久石譲、新海誠【現地発】

2024年11月17日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

夜でもTシャツ1枚で過ごせる程よい気候

森保ジャパンは温暖な廈門で中国と戦う。写真:梅月智史 (サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 現地時間11月19日に開催される北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節で、勝点13で首位の日本は、同6で4位の中国と敵地で対戦する。15日にインドネシアを4-0で下し、2位との勝点差を7に広げたなか、中3日で再びアウェーゲームを制し、8大会連続のW杯出場にぐっと近付けるか。

 決戦の地は廈門(アモイ)。福建省の南部に位置し、温暖なリゾート地としても知られている。日本では寒さが厳しくなってきているなか、夜でもTシャツ1枚で過ごせる程よい気候で、高温多湿のジャカルタと比べ、サッカーをするにはより適した環境だ。
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 街の規模は、飛行機からきらびやかなネオンで賑わう様子が窺え、高層ビルが建ち並ぶように、比較的大きめで都会感を感じられる。

 地下鉄でアクセス良好な日本代表の練習会場も、広々としたスポーツ複合施設と言える作りになっている。周辺では人工芝と一般的な公園の芝の2面で中高生くらいの女子選手がサッカーの練習と試合をしていたほか、複数の男性が上半身裸で仕上がった身体を見せながら、ぐるぐると走り回り、心地良い汗を流していた。

 さらには充実したテニスとバスケットボールのコート、太極拳なのか剣を持ってレッスンを受ける年配の女性も。老若男女のスポーツ好きが集い、活気に溢れていた。
【PHOTO】新感覚と親しみやすさが混在!中国戦を戦うリゾート地アモイの様子をお届け!

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