本田がブルガリア戦を欠場。右ウイングのスタメンは「本田と違うタイプ」

2016年06月01日 サッカーダイジェスト編集部

右ウイングのバックアップから単純に〝昇格″と考えると小林悠だが…。

裏への抜け出しが持ち味の小林悠は、本田と違うタイプのアタッカー。先発の可能性は十分だ。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 ブルガリア戦に向けた公式会見で、ハリルホジッチ監督が本田の欠場を明言した。
 
「本田はプレーしません。親善試合でもありますし、リスクはとりません。他の選手にチャンスを与えます。オーガナイズには大きな変化はないでしょう」
 
 オーガナイズに変化がないということは、従来の4-3-3システムで臨む可能性が高い。では、果たして本田の代わりに右ウイングを担うのは誰か。
 
「(本田)圭佑と違うタイプの選手がプレーします。それでどんな変化が起こるか。本田はここ数年A代表のキーでした。簡単に彼に変わる選手はいません。ただ、本田がいない試合もありました。
 
本田とは違うレベルの選手が出ます。私は若手にチャンスを与える勇気があります」
 
 ハリルホジッチ監督のコメントから推測すれば、「本田と違うタイプ」がキーワードになる。右ウイングのバックアッパーから単純に〝昇格″と考えると小林悠だ。裏への抜け出しとゴール前でのクイックネスが特長の小林は、確かに「本田と違うタイプ」だ。
 
 ただ、「若手にチャンスを与える勇気がある」という部分も踏まえれば、昨年の東アジアカップ以来の招集となった浅野あたりにも、途中出場を含めチャンスはあるか。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事