3年前のブルガリア戦でも共演。当時、香川と清武が担ったポジションは?

2016年06月01日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

乾を含めたセレッソトリオは流れるようなパス回しから…

2013年5月30日に行なわれたブルガリア戦の、46分~68分の日本のフォーメーション。セレッソトリオのパス回しは滑らかだった。

 本田の左足負傷を受け、香川と清武が揃って先発する可能性が高まってきた。
 
 実はこのふたり、3年前のブルガリア戦でも共演している。香川がスタメン、清武が途中出場という形だったが、乾も含めたセレッソトリオが2列目に並んだ時間帯(46分~68分)は流れるようなパス回しからゴールに迫る場面もあった。
 
 ザッケローニ体制で挑んだこの試合では香川がトップ下、清武が2列目の右サイドで、互いにイメージを共有しているようでもあった。
 
 清武のセールスポイントのひとつは柔軟性。内田篤人がかつて「清武は本当に上手い。誰にでも合わせられるし、こっちとしてはやりやすい」と言っていたように、戦況などに応じてチームにフィットできる力がある。
 
 ハリルホジッチ監督はキリンカップのメンバー発表の席で、本田、香川とともに清武をキーマンに挙げている。バックアッパーから不動の主力へ──。今回のブルガリア戦は、清武にとってひとつのターニングポイントになるかもしれない。
 
 
 
 
 
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