【イングランド戦|採点&寸評】CB起用の喜田は及第点以上の出来。一方で前線は今回も精度なく…

2016年05月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

喜田がCBで出色のパフォーマンス。汎用性の高さを示す。

試合前に三浦が負傷するというアクシデントに見舞われ、急遽、喜田がCBに抜擢された。

【トゥーロン国際・第4節】
U-23日本 0-1 U-22イングランド
前半 0-1
後半 0-0
得点者/イングランド=ベイカー(前半15分)
 
【チーム採点】
日本 5.5
立ち上がりに受け身に回り、イングランドの攻勢を許すと、悪い流れのままPKを献上、失点につながってしまった。失点してようやく縦への迫力が出てきたが、再三の決定機は枠を捉え切れず。後半は局面での強さが見られペースを握ったが、やはりあと一歩のフィニッシュの精度と運が足りなかった。
 
【選手採点】
GK
12 中村航輔 6
PKでの失点は致し方ないところ。相手の強烈なミドルに対して的確なシュートストップを見せ、追加点を許さず最低限の仕事をはたした。
 
DF
2 ファン・ウェルメスケルケン・際 6
試合を通じ安定したパフォーマンスを見せた。スピード勝負では分の悪さがあったが、球際での粘り強さ、タイミングの良い攻撃参加などで貢献。
 
 
15 喜田拓也 6.5
CBの三浦が怪我のため欠場となり、急遽抜擢された。持ち前の鋭い読みで再三インターセプトを繰り返し、体格面でのふりをまったく感じさせなかった。また攻撃でもボランチらしい展開力を見せた。時間の経過とともに植田との役割分担もスムーズに。
 
5 植田直通 6
イングランド相手にもボディコンタクトや空中戦での強さは健在。フィジカルの強さは大きな武器になっていた。またサイドチェンジのパスも効果的に決まり、インターセプトからの攻撃参加など攻撃面でも存在感を見せた。
 
13 三丸 拡 5(後半27分OUT)
前半15分のPK献上のプレーはやや軽率に足を出してしまったか。失点後は切り替えてアグレッシブなサイドアタックを再三見せた。
 

次ページ積極的にシュートを放つも、精度を欠き、運にも見放された。

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