【ギニア戦|採点&寸評】富樫、南野のゴールでトゥーロン初勝利!右SBは痛恨のミスで指揮官からの評価を下げたか

2016年05月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

左右のSBは対照的な出来。左の三丸はアシスト、右のファン・ウェルメスケルケンは失点に絡み…。

【警告】日本=喜田(後半27分) ギニア=なし
【退場】なし

【トゥーロン国際・第3節】
U-23日本 1-2 U-23ギニア
前半 2-1
後半 0-0
得点者(日本のみ)/富樫(前半21分)、南野(前半39分)

【チーム採点・寸評】
日本 5.5
10本以上のシュートを放ち、2点を取った前半は合格点を与えられるが、後半は一気に攻撃がトーンダウン。交代選手を入れても状況が改善されなかったのは不安要素だ。また、ラストパスやフィニッシュの精度は引き続き課題で、怪我で不在の久保やオーバーエイジの必要性を感じさせた試合でもあった。

【選手採点・寸評】
GK
1 櫛引政敏 5.5
前半10分にファン・ウェルメスケルケンとお見合いして失点。明確に指示を出していれば防げていただけに悔やまれる。後半30分のビッグセーブを考慮しても、マイナス評価が妥当だろう。
 
DF
2 ファン・ウェルメスケルケン・際 4.5(後半12分OUT)
櫛引とのコミュニケーションが取れずに、初戦に続いて失点に絡むイージーミスを犯す。後半9分にはクリアミスで再び致命的なピンチを迎えるなど、軽率なプレーが多すぎた。
 
3 三浦弦太 6
SBが空けたスペースを的確にカバー。後半9分のピンチでは、ゴールライン上でギニアのシュートを撥ね返した。しかし、後半30分にフィードミスを相手に拾われて、ピンチを迎えたシーンは反省が必要だろう。

5 植田直通 6.5
三浦とともに最終ラインをコントロール。空中戦で高い勝率を誇り、地上戦でも落ち着き払ってギニアのFWを抑え込んだ。フィードの正確性が増せば、さらに良し。

13 三丸 拡 6.5
精度の高いクロスを披露。富樫の先制点を演出し、11分にも決定機に結びつけた。植田がロングボールを競る際には中央に絞ってカバーのポジションを取るなど、CBとの連係にも不安はなかった。

次ページ先制点の富樫が好アピール。南野は決勝点で挽回した。

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