物価の高さに驚いた。

　パリ・オリンピックを取材するため、現地７月15日に日本からフランスのパリ＝シャルル・ド・ゴール空港に到着。早々に国内便に乗り換え、U-23日本代表が事前キャンプを行なっているマルセイユに向かった。

　空港に到着して水を買おうと売店に立ち寄り、飲み物の陳列棚に目をやると、500ミリリットルのミネラルウォーターの金額は2.50ユーロ。レートは１ユーロ＝171円（2024年７月17日時点）なので、１本428円と日本であれば牛丼を一杯食べられてしまう。

　毎日、水を買うだけで、どれだけ出費が膨らむのだろうか。恐ろしくなったが、水分を摂らないと生きてはいけないと割り切るしかない。フランスの気温は日中、30度を超えるのでなおさらだ。
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　また、パリの空港にて勢いで購入した生ハムが挟まった高級なフランスパンのサンドイッチは22.30ユーロ。日本円で3,817円だった。

　もちろん、場所によってはもっと安いものはあるだろうし、一概には言えない。ただ間違いなく物価は高く、円安も影響しているので、日本からフランスに観戦に訪れるファン・サポーターは、注意が必要かもしれない。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

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