【J1展望】1stステージ・10節|名古屋‐横浜|“守”と“攻”にそれぞれ問題を抱える両チーム。いち早く課題を解消するのは?

2016年05月03日 サッカーダイジェスト編集部

名古屋――イ・スンヒ、オーマンを軸に守備の整備を図りたい。

故障者/名古屋=田鍋、青木、松田、楢﨑 横浜=マルティノス
出場停止/名古屋=なし 横浜=なし

J1リーグ 1stステージ・10
名古屋グランパス ‐横浜F・マリノス
5月4日(水・祝)/14:00/豊田スタジアム
 
名古屋グランパス
1stステージ成績(9節終了時):12位 勝点8 3勝1分4敗 12得点・15失点
 
【最新チーム事情】
●前節は累積警告で出場停止だったボランチのイ・スンヒが復帰。
●CBは大武ではなくオーマンが先発する見込み。
●ここまでのリーグ戦で、15失点中11点を後半に失う。足が止まりがちな45分以降の戦い方を考えたい。
 
【担当記者の視点】
 前節の浦和戦は相手の強力な攻撃陣を抑え切れずに1-4で敗れた。その点、守備のキーマンであるイ・スンヒが出場停止から復帰するのは大きい。
 
 またCBではリーグ戦4試合連続でスタメン出場していた大武に代わってオーマンが先発する見込みだ。セットプレーを武器とする横浜に対して、191センチの高さは有効な"壁"になるはず。自慢のフィード力も活かしつつ、チームに勢いをもたらしてほしい。
 
 一方で気がかりなのは、足が止まりがちな後半の戦い方だ。3点を失った浦和戦のように、ここまでのリーグ戦で15失点中、11点は後半に失っている。小倉監督は「今までとやることに変わりはない」と語るが、交代策を含めて変化を付ける必要があるだろう。

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