【J1展望】1stステージ・9節|磐田-広島|“ミラーゲーム”になる可能性大。3年ぶりの対戦を制するのは?

2016年04月28日 サッカーダイジェスト編集部

磐田――“広島対策”で3バックを敷く可能性も。

故障者/広島=佐々木、宮原、川﨑 磐田=ジェイ、森島、岩元
出場停止/広島=千葉 磐田=なし

J1リーグ・1stステージ9節
ジュビロ磐田 – サンフレッチェ広島
4月29日(金・祝)/14:00/ヤマハスタジアム
 
ジュビロ磐田
1stステージ成績(8節終了時):9位 勝点12 3勝3分2敗 11得点・13失点
 
【最新チーム事情】
●小川大が鳥栖戦でJ1リーグ戦デビュー。右SBのレギュラー争いに名乗りを上げる。
●鳥栖戦で前半途中に負傷退場した森島は「急性腰痛症」で大事には至らず。
●27日、小川航が1トップに入ったU-19日本代表とサブチームが練習試合を行ない、結果は1-0で磐田が勝利。
 
【担当記者の視点】
 26日の紅白戦は、"仮想・広島"のBチームだけではなく、Aチームも3-4-2-1の布陣でトレーニングを行なった。前節の鳥栖戦など、今季ここまで試合途中から、前に人数をかけた「より攻撃的なシステム」(名波監督)として3バックにシフトチェンジすることはあったが、広島戦はスタートから紅白戦の布陣を敷く可能性もある。
 
 となれば、すべてのポジションで1対1に組み合う"ミラーゲーム"となる布陣で、昨季のチャンピオンに挑むことになる。
 
 1対1の局面でのファイトが、勝利の第一条件だ。また、ミキッチと柏という相手の強力なサイドアタッカーについては「サイドに展開される前に攻撃を潰したい」と宮崎。中村太も「相手サイドを怖がらずに前へ出て行きたい。誰ひとり一瞬たりとも集中を切らしてはならない」と気を引き締める。
 
 ゴール前に3~4人が勢い良く入り込んでくる広島に対しては、帰陣の速さもこれまで以上に求められる。難敵だが、先制点を奪えれば、勝機が生まれてくる。ホームで昨季・王者を倒し、浦和戦と同様に大きな自信を得たいところだ。
 

次ページ広島――絶対的存在の千葉を欠くリベロの出来が鍵。

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