【J1展望】1stステージ・8節|鳥栖‐磐田|両チームともトップ下が欠場。今季初先発の代役が勝負の命運を握る

2016年04月23日 サッカーダイジェスト編集部

鳥栖――負傷中の鎌田の代役は早坂かペク・ソンドン。リスク管理を徹底して無失点に抑えたい。

故障者/鳥栖=鎌田 磐田=ジェイ
出場停止/鳥栖=なし 磐田=小林

J1リーグ・1stステージ8節
サガン鳥栖‐ジュビロ磐田
4月24日(日)/16:00/ベストアメニティスタジアム
 
サガン鳥栖
1stステージ成績(7節終了時):16位 勝点5 1勝2分3敗 5得点・7失点
 
【最新チーム事情】
●16日に予定されていた7節・神戸戦は、地震の影響で中止に。
●20日のナビスコカップは横浜に敗戦(0-1)。3月5日の2節・鹿島戦から公式戦で8試合連続未勝利。
●ナビスコカップを含め9試合を戦い、いまだ無失点試合はなし。
●横浜戦で鎌田が左肘を脱臼。今節は欠場する。
 
【担当記者の視点】
 20日のナビスコカップ・横浜戦は前半に奪われた1点を返すことができずに敗れた。シュート数では17対8と大きく上回ったものの、最後までゴールを奪えなかった。これで2節以降の8戦で勝利がなく、9試合連続失点中と苦しい戦いが続く。

 さらに横浜戦ではトップ下の鎌田が左肘を脱臼し、今節は欠場。代役はクレバーなスタイルが売りの早坂か、よりゴールへ向かう積極性を備えるペク・ソンドンになりそうだ。ここまで途中出場のみだった両者はともに、パサーの鎌田とは違うタイプで、早坂であればボールを引き出すフリーランや前線からの精力的な追い込み、ペク・ソンドンなら力強いドリブルで流れを作ってくれるはずだ。

 一方で守備陣の入れ替えはない予定だ。気を付けたいのは前掛かりになったところを突かれるケース。特にインサイドハーフのチェ・ソングンとキム・ミヌが攻撃に出た際に裏を取られるシーンが多く、失点の要因となっている。バランスを重視して、今節こそ無失点に抑えたい。

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