【J1展望】1stステージ・7節|浦和 – 仙台|“2戦連続11分間で3失点中”仙台は、浦和の猛攻に耐えられるか?

2016年04月15日 サッカーダイジェスト編集部

浦和――昨季の再現へ――武藤雄樹が古巣相手にゴールを狙う。

故障者/浦和=なし 仙台=ウイルソン、梁、金久保、関、菅井、水野、椎橋
出場停止/浦和=なし 仙台=なし

J1リーグ1stステージ・7節
浦和レッズ – ベガルタ仙台
4月16日(土)/14:00/埼玉スタジアム
 
浦和レッズ
1stステージ成績(6節終了時):3位 勝点13 4勝1分1敗 9得点・4失点

【最新チーム事情】
●連戦から中5日を挟み、コンディションを取り戻す。
●古巣対決の武藤は「攻撃のギアを一段上げる」。
●またも相手は守備的? 「こじ開ければバルセロナのようになれる」と李は抱負。
●引いた相手に対する前線の守備負担減について確認し合う。
 
【担当記者の視点】
 甲府、広州恒大、横浜と続いた連戦から中5日を挟んで疲労をしっかり取り除き、再びコンディションを上げてきた。
 
 昨季のホーム仙台戦で、古巣相手にゴールを決めたのが武藤だった。その武藤は「マリノス戦はスピードが上がらず一本調子だった。今回は一段ギアを上げて、ゴール前でパワーを出せる」と意欲を示した。
 
 仙台は大量失点を喫し連敗中。それだけに甲府、横浜などと同様、相手が守備的に構えてくる展開が想定される。「そこをこじ開けていく。そうすればバルセロナのようなチームになれる」と、李は抱負を語っていた。
 
 一方、前節の試合後に、柏木や興梠は引いた相手に対し、攻撃陣がボールをしっかり追うことで、体力的な負担が増していると指摘。その点について負担を掛けすぎず、より攻撃に専念できるようにしようと確認し合ったという。

 武藤は「興梠さんとは『(ボールの)追い方を調整すればうまく守れる』と話した。戦術的なアイデアは持っている」と話していた。この後もACLのシドニー戦、24日の川崎戦(いずれもアウェー)と、重要なカードが続く。弾みをつける意味でも、快勝を飾りたいところだ。
 
 

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