なぜ冨安INでホワイトOUT? アーセナル地元メディアが疑問視「攻撃の脅威が消えた」「試合を動かすサブでは決してない」

2024年04月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どちらかといえば、水曜日を意識しての起用」

67分から出場した冨安。(C)Getty Images

 現地時間4月14日に開催されたプレミアリーグ第33節で、冨安健洋が所属するアーセナルは、アストン・ビラとホームで対戦。ゴールを奪えず、スコアレスのまま終盤に突入すると、84分と87分に失点し、0-2で敗れた。この結果、3連覇中のマンチェスター・シティに首位の座を明け渡した。

 5日前のバイエルン・ミュンヘン戦(2-2、チャンピオンズリーグ準々決勝・第1レグ)では出番のなかった冨安は、67分の最初の交代時にベン・ホワイトと代わり、そのまま右SBへ。ゲーム展開的に攻撃での貢献が期待されたが、限られた時間でインパクトを放つことはできなかった。

 地元メディア『football.london』はそもそも、この起用法に疑問を呈しており、採点記事で日本代表DFに6点を付けたうえで、次のように指摘した。
【動画】あまりに痛恨…終盤、アーセナルがビラに先制を許す
「試合を動かすサブでは決してない。どちらかといえば、水曜日(バイエルンとの第2レグ)を意識しての起用だった。失点には絡まなかったが、アーセナルの右サイドからの攻撃の脅威は、彼がホワイトと交代した時に消えてしまった」

 得点が求められる場面で、守備的な冨安を送り込むべきではなかったと感じる一方で、CLの4強入りを懸けた大一番では、重責を担うと踏んでいるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「トミヤスの方が優れている」冨安健洋を起用しなかったアルテタ采配を英メディアが疑問視! 左SBのHT交代に皮肉「自分のミスを認めたようだ」
 

次ページ【動画】終盤、アーセナルがビラに先制を許す

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事