大人気ジャーナリストのヘスス・スアレス氏が『ワールドサッカーダイジェスト』編集部を電撃訪問!

2016年04月08日 サッカーダイジェスト編集部

攻撃サッカーをこよなく愛し、守備的サッカーを断罪する。

ワールドサッカーダイジェスト編集部を電撃訪問したヘスス・スアレス氏。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 4月8日の夕方、スペイン人ジャーナリストのヘスス・スアレス氏が『ワールドサッカーダイジェスト』の編集部を電撃訪問した。
 
 スアレス氏は『ワールドサッカーダイジェスト』の「The JORNALISTIC スペイン」を1998年4月号から現在まで18年間に渡って担当。ジョゼップ・グアルディオラ(バイエルン監督)やファン・カルロス・バレロン(ラス・パルマス/スペイン代表)などと親交があり、バルセロナに代表されるテクニカルかつ集団美のある攻撃的なサッカーをこよなく愛す一方、イタリアなどのフィジカルで守備的なスタイルやビッグネーム至上主義のチームを断罪する独特の論評が大好評を博し、『ワールドサッカーダイジェスト』でも屈指の人気ジャーナリストとして活躍している。
 
 初来日だというスアレス氏は、「やっと編集部に来られたよ。あの素晴らしい雑誌をここで作っているんだね」とコメント。自身も寄稿した鋭意製作中の『ヨハン・クライフ追悼号』(4月14日発売!)のゲラ刷りにも興味津々の様子だった。
 
 編集部と読者に対しては、こんなメッセージを寄せてくれた。
 
「ワールドサッカーダイジェストという素晴らしい雑誌に18年も寄稿できて、誇りを感じている。この雑誌のおかげで、俺もひとりの立派な男になれたよ。残念ながらクライフは亡くなってしまったが、彼の素晴らしい思想はいつまでも生き続ける。本当のフットボールは少なくなってきているが、私は本当のフットボールがある限り主張を続けるよ。日本のみなさん、またワールドサッカーダイジェストでお会いしましょう」
 
【ヘスス・スアレス氏のプロフィール】
1959年5月31日、ウルグアイ生まれ。現役時代はスペインのガリシア州1部リーグでプレー。引退後は監督養成学校に進み、指導者の道へ。州リーグのクラブで監督を務めたあと、現在はジャーナリストとして活躍する。指導者的立場からの理論には定評がある。小宮良之氏との共著で挑戦状シリーズの第5弾、『戦術への挑戦状――フットボールなで斬り論』が2016年2月に刊行された。
 
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