キリアン・エムバペのレアル・マドリー移籍が秒読み段階と報じられるなか、そのエースの流出に備えるパリ・サンジェルマン（PSG）が代役探しを加速させているようだ。

　フランスメディア『le10sport』は９日、指揮官の「ルイス・エンリケはすでにエムバペのいない生活に向けた準備を進めている」と伝え、スペイン代表に名を連ねる快足FWの獲得を推奨した。

　その快足FWとはアスレティック・ビルバオでプレーするニコ・ウィリアムス（21歳）。同メディアはスペイン人ジャーナリスト兼司会者のエドゥアルド・インド氏の言葉を引用しつつ、Ｎ・ウィリアムスの獲得が「ルイス・エンリケへの素晴らしいギフトになる」と推している。インド氏の言葉は次の通りだ。
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「ニコはルイス・エンリケの好きな選手だ。スペイン代表にデビューさせたのもルイス・エンリケだよ。彼はニコをパリに連れていきたいと思っている」

　同メディアによれば、Ｎ・ウィリアムスとアスレティックとの間に設定されている契約解除金は5500万ユーロだが、PSG側は8000万ユーロを準備しているという。アーセナルやチェルシーからの興味も報じられる逸材の獲得へ、PSGが十八番の札束攻勢を仕掛けるかもしれない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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