「カタールはちょいちょいありますけどね」“前代未聞”の北朝鮮戦中止。谷口彰悟が記者陣を爆笑させた発言「アジア杯で優勝して...」

2024年03月23日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「再開試合が飛んだ」

国立での北朝鮮戦は途中からピッチに立った谷口。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 まさかの事態も、アジアでは"あるある"なのかもしれない。

 周知の通り、日本代表が3月26日に戦うはずだった北朝鮮とのアウェーゲームは、相手国の事情によって22日に中止が決定した。

 カタールのアル・ラーヤンの所属する森保ジャパンのDF谷口彰悟は、この前代未聞の事態について、22日の練習後の取材でこう発言してる(この時点では平壌開催の中止のみ決定。試合自体の実施は未定だった)。

「カタールはちょいちょいありますけどね(記者陣が爆笑)。急に変更になったりとか、中止とか延期とかも全然あるんで。慣れているって言っちゃあれですけど、もし中止になったら、気持ちをリフレッシュしてチームに戻ることも必要ですね。そうなったらそうなったで」

 直近では、「それこそアジアカップでカタールが優勝して、4日後か5日後の再開試合が飛んだ」という。
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 それでも、代表戦ではやはり異例だ。32歳のCBは「国際試合でそういう事態になるのはなかなか稀だと思いますし、難しい状況ではあります」と話す。

「やっぱり難しいですね。試合に向けて上げていって、心も体も合わせていく。それがないってなると、少しまた1回スイッチを切ってとかそういうのも必要になってくるし。でも僕らもプロなので、しっかりみんな合わせられる。あんまり僕は動揺してないって言うとあれですけど、深刻には考えてないかな」

 普段から冷静沈着な選手ではあるが、中東でプレーし、さらにトラブルに動じない耐性がついたのかもしれない。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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