「想定済みだった」開始早々の失点にも慌てず。マリ指揮官が明かす日本戦勝利の舞台裏「平常心でプレーすることで自分たちの力を出せた」【U-23代表】

2024年03月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

いきなりビハインドも“通常モード”で戦う

日本に逆転勝ちのマリ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 開始2分に先手を取ったが、相手のダメージはほぼなかったかもしれない。

 U-23日本代表は3月22日、国際親善試合でU-23マリ代表と対戦。キックオフからわずか2分後、平河悠が先制弾。だが、その後に3失点。1-3で逆転負けを喫した。

 いきなりビハインドとなったマリだが、まるで動じなかった。試合後の会見で、バダラ・アル・ディアロ監督は「日本は立ち上がりから、特に開始15分ぐらいまでは、かなり積極的にプレスをかけてくるというのは想定済みだった」と明かす。
【PHOTO】FC東京で好調を維持するファンタジアスタが練習復帰!U-23日本代表の荒木遼太郎を特集!
 だからこそ、"通常モード"で戦うことができた。

「選手には、とりあえずそういう状況は起こる可能性が高いので、そういうことがもしあっても、慌てず、いつもどおり自分たちのプレーをするということを言ってきました。失点はしましたけど、平常心でプレーすることによって、選手が自分たちの力を出せるようになったと見ています」

 たしかに序盤は日本が勢いを持って戦っていたが、時間の経過とともにマリが盛り返し、スコアボードも動かす。相手の試合巧者ぶりを見せつけられた格好で、大岩ジャパンは敗れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

記事:「絶対してはいけないプレー」堂安律はなぜ味方を叱責したのか「終わってから話もしました」

【PHOTO】マリ&ウクライナとの国際親善試合に挑むU-23日本代表招集メンバーを一挙紹介!

記事:【大岩ジャパンの最新序列】荒木の起用法は? 国内組中心の編成で気になる3つのポイント
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事