「ホームでひどい目に遭った」1-0勝利も森保Jの苦戦を韓国でも相次ぎ報道! 結果より関心が集まったのは…「“北朝鮮らしい”ことをした」

2024年03月22日 ピッチコミュニケーションズ

「得点が無効となったのが幸いだった」

ホームで苦戦しながらも、北朝鮮を1-0で下した日本。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

[アジア予選]日本 1-0 北朝鮮/3月21日/国立競技場

 日本代表が北朝鮮代表に1点差で勝利したニュースは、韓国でも広く報じられている。

「"田中の決勝ゴール"日本、"ハン・グァンソンのポスト直撃"北朝鮮に1-0冷や汗勝利...最終予選へ青信号」(サッカー専門メディア『InterFootball』)

「北朝鮮、痛恨の同点弾取消→VARなく抗議だけ...日本、前半2分のゴールで1-0勝利」(スポーツメディア『SPOTV NEWS』)

「"5万7000人の応援"日本、"3000人の応援"北朝鮮に1-0冷や汗勝利...田中が決勝点」(一般紙『ソウル新聞』)

「"田中、2分の突然のゴール"日本、北朝鮮の戦闘サッカーに1-0辛勝...無失点3戦全勝、B組1位」(スポーツ紙『スポーツ朝鮮』)

「日本サッカー、北朝鮮を1-0で破りW杯2次予選3連勝」(通信社『NEWSIS』)
 
 各社は、ホーム国立競技場で苦戦を強いられた日本の戦いぶりに注目した。特に総合メディア『news1』は「ホームで北朝鮮に"ホンチュル"日本サッカー、ポストの幸運のおかげで1-0勝利」と、見出しに「ひどい目に遭った」を意味する表現の"ホンチュル"を用いて、「FIFAランク18位のアジアの強豪・日本が114位の北朝鮮相手に苦戦の末、辛うじて勝利した」と報じた。

 また、「満足できる結果とは裏腹に、試合内容は満足し難い展開だった」という『スポーツ京郷』は、47分に起きた北朝鮮のゴール取り消しに言及。「直前のプレーで副審が"ファウルがあった"と宣言し、得点が無効となったのが幸いだった。北朝鮮はVARを要求していたが、2次予選はVARが適用されない」と伝えていた。

 そんななか、「"114位"北朝鮮、日本の超豪華ヨーロッパ組攻撃陣を"1ゴール"で防いだ」と守備面で北朝鮮を評価する見出しを打ったのが、ネットメディア『スターニュース』だ。

「日本はスタートこそ良かったが、その後の攻撃はことごとく詰まった。失点した北朝鮮は守備に集中し、カウンターを狙った」と両者の戦い方に触れた同メディアは、「日本は後半途中から遠藤航、浅野拓磨、小川航基らを投入して追加点を狙ったが、北朝鮮の守備を突破できなかった」と、追加点を許さなかった北朝鮮の堅守ぶりに触れていた。
【PHOTO】日本代表の北朝鮮戦出場16選手&監督の採点・寸評。及第点を上回ったのは4人、最高点は決勝弾の田中碧

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