【日本代表の北朝鮮戦スタメン予想】三笘&伊東が不在の2列目は久保、堂安、中村。GKは大迫で、予測が難しい1トップは...

2024年03月21日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

今回の活動は3日前の18日から始動

北朝鮮戦の予想スタメン。(C)SOCCER DIGEST

 日本代表は3月21日、国立競技場で開催される北中米ワールドカップ・アジア2次予選の北朝鮮戦に挑む。5日後には13年ぶりに平壌に乗り込むアウェーゲームが控えており、ホームでしっかり勝点3を奪いたいところだ。

 今回の活動は試合3日前の18日から始動し、初日の練習に参加したのは12人のみ(うち5人は室内で調整)。翌日は最初の30分が非公開となり、公開後のトレーニングでは2日目から合流したメンバーはすでに練習を終えていた。

 そして前日練習は冒頭15分のみが公開と、ほとんどトレーニングをチェックできなかった。海外組は過密スケジュールで、コンディションを見極めるのが難しい面があるが、スターティングメンバーを予想してみたい。

 システムは4-2-3-1で、GKはアジアカップで全5試合にフル出場した鈴木彩艶(シント=トロイデン)ではなく、大迫敬介(サンフレッチェ広島)と予測。元々、故障の影響で選外にならなければ、アジア杯で後者が一番手だった可能もあるし、前者はアジア杯で8失点と安定感を欠いた。
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 右SBは、本調子ではなかった菅原由勢(AZ)との序列をアジア杯第3戦からひっくり返した毎熊晟矢(セレッソ大阪)がスターターを務めるのではないか。菅原もクラブでここ3試合3ゴ―ル・1アシストと復調しているものの、合流が早かった毎熊をチョイスすると見た。

 アジア杯の後、ふくらはぎの問題で試合に出ていない冨安健洋(アーセナル)が選外となったCBの一枚は、板倉滉(ボルシアMG)で堅い。もう一人は、これまでなら板倉との相性がよい谷口彰悟(アル・ラーヤン)だったが、アジア杯で評価を上げた感がある町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)を選んだ。

 左SBは、順当に伊藤洋輝(シュツットガルト)が務めるはず。カタール・ワールドカップ以来の招集となった37歳の長友佑都(FC東京)が、左右どちらかのSBで先発起用されるようならサプライズだ。

 ダブルボランチの一角はキャプテンの遠藤航(リバプール)になるだろう。マンチェスター・ユナイテッドとのFAカップ準々決勝で120分間を戦った後だが、現状では外せない。相棒はこれまでなら守田英正(スポルティング)になるが、アジア杯で精彩を欠いたこともあり、その大会は招集外だった田中碧(デュッセルドルフ)と見立てた。これまでも先発抜擢で流れを変える働きをした過去があり、守田より早く合流できた点もプラスになるか。
 

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