【J1展望】1stステージ・5節|FC東京-名古屋|ポイントはシモビッチ対策。森重と丸山の両CBは巨漢FWを抑えられるか

2016年04月01日 サッカーダイジェスト編集部

FC東京――クロスを封じる意味では、徳永と小川の両SBもキーマンに。

故障者/FC東京=石川、室屋 名古屋=田鍋、青木
出場停止/FC東京=なし 名古屋=なし

J1リーグ1stステージ・5節
FC東京-名古屋グランパス
4月2日(土)/16:00/味の素スタジアム

FC東京
1stステージ成績(4節終了時):9位 勝点6 2勝0分2敗 3得点・4失点

【最新チーム事情】
●筋肉系の怪我で離脱していた駒野、ハ・デソンが戦列に復帰。練習試合にも出場したが、先発復帰はもう少し先か。
●サンダサと契約を解除。結局、Jリーグでノーゴールに終わる。
●かつて中国の広州恒大で活躍したブラジル人FWのムリキが、カタールのアル・サッドより期限付き移籍で加入。実戦から遠ざかっているため、試合出場には時間を要するか。

【担当記者の視点】
 ポイントのひとつは、シモビッチ対策。身長199センチの巨漢FWを森重と丸山の両CBが抑えられるかで試合の流れも変わってくるだろう。シモビッチへのクロスを封じるという意味では、徳永と小川の両SBの働きも重要だ。

 守備でリズムを掴みつつ、効果的な攻撃を仕掛けるうえでは、2列目の東、阿部あたりもキーマンになりそうだ。鹿島戦を発熱で欠場した阿部だが、今季のチームでは仕掛けや崩しの局面で効いているだけに、活躍を期待したい。

 近年のリーグ戦で決して相性が良いとは言えない名古屋に敗れるようだと、今後のACLにも悪い影響を及ぼしかねない。ホームできっちり勝って、鹿島戦で敗れたダメージを払拭したいところだ。

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