「18か月で11人目!」チェルシーがまたも三笘所属ブライトンからヘッドハンティングに成功

2024年02月21日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

これまで大きな成功例はないが…

昨夏に移籍したこのカイセドをはじめ、短期間で多くの選手やスタッフがチェルシーに新天地を求めている。(C)Getty Images

 ブライトンは現地時間2月20日、クラブ公式サイトでスカウト部門責任者のサム・ジュエルのチェルシー行きを発表した。

 近年のブライトンの強化部門は、現在2シーズン目を迎えている三笘薫を筆頭に、アレクシス・マカリステル、モイセス・カイセド、シモン・アディングラなど、次々に世界中から逸材を発掘・成長させ、すっかり欧州で一目置かれる存在となっている。

 その中でも、ジュエルは2016年から若手部門のスカウト責任者として働いてきた、いわばブライトンの強化部門の中枢とも言える人物で、とくにアメリカ資本になって以降、行き当たりばったりの補強を繰り返してきたチェルシーにとっては喉から手が出るほど欲しかった人材だろう。

 英公共放送『BBC』によると、チェルシーはここ1~2年でブライトンから多くの選手やスタッフをヘッドハンティングしていて、今回のジュエルで実に11人目になるという。

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 スタッフも22-23シーズンに途中就任・途中退任したグレアム・ポッター監督、解任も噂されるポール・ウィンスタンリーSDなど、こちらもいまのところ目に見えた実績を残せていないが、果たしてジュエルはオーナー陣を満足させることができるだろうか。

以下がこの18か月でブライトンからチェルシーに渡った11人だ。
※カッコ内はチェルシーでの役職(ポジション)と在任(在籍)期間

グレアム・ポッター(監督/22年9月~23年4月)
ビリー・リード(アシスタントコーチ/22年9月~23年4月)
ビョルン・ハンベリ(アシスタントコーチ/22年9月~23年8月)
ブルーノ・サルトール(アシスタントコーチ/22年9月~23年9月)
ベン・ロバーツ(GKコーチ→アカデミーGKコーディネーター/22年9月~)
カイル・マコーリー(スカウト部門責任者→チーフアナリスト/22年9月~)
ポール・ウィンスタンリー(スポーツディレクター/22年11月~)
マルク・ククレジャ(DF/22年8月~)
ロベルト・サンチェス(GK/23年8月~)
モイセス・カイセド(MF/23年8月~)
サム・ジュエル(スカウト部門責任者?/24年2月~)

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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