3月のW杯予選・北朝鮮戦で呼ぶべき新戦力は? 識者が推す“槍タイプ”のアタッカー3人【日本代表】

2024年02月18日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

いずれも魅力的な人材

切れ味鋭いドリブル突破が魅力の金子。写真:Mutsu Kawamori/Mutsu FOTOGRAFIA

「三笘選手さえ100パーセントでいてくれたら、日本代表の左サイド(2列目の左)は問題ないと思います。基本的には三笘選手がスタメン出場して、(こう着状態になって)点が欲しい時に中村選手を使う。で、前田選手にはハイプレスを意識してもらいつつ、ショートカウンターを狙ってもらう」

 3月の北朝鮮戦(W杯予選で21日にホームゲーム、26日にアウェーゲームを行なう)に向け、サッカージャーナリストの河治良幸氏はそう話す。一方で、右サイドには新たな"槍タイプ"が必要と主張。呼ぶべき新戦力候補として同氏が推したのは以下の3人だ。

「金子拓郎選手(ディナモ・ザグレブ)、坂元達裕選手(コベントリー)、三戸舜介選手(スパルタ)。(日本代表の)現有戦力に刺激を与えて、チーム内の競争を活性化できる3人だと思います」

 いずれも魅力的な人材だ。
「三戸選手は左や中央もできるポリバレント性があって、そのうえ右サイドでスペシャルな存在になれます。金子選手は右のウイングバック的な仕事もできます。坂元選手は右で突破できて、左サイドでクロッサー的な役割もこなせます。多少ポリバレントは意識しつつも、スペシャルは縦の突破。そういうカードを入れたいですね」

 アジアカップでのベスト8敗退を受け、3月の北朝鮮戦はニューフェイスを試すチャンスでもある。もちろん、例えば遠藤のように外せない選手はいるが、伊東の問題もありフレッシュなアタッカーをテストする機会と捉えても良さそうだ。

 果たして、森保監督の決断は?

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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