試合8日前もいまだ“開催地未定”。なでしこGK平尾知佳が明かす選手間の雰囲気「早く決まってほしいねという話はするけど...」

2024年02月16日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「会場が決まらないのは初めての経験」

アウェーでの第1戦は、いまだ開催地が未定。平尾が心境を明かした。写真:福冨倖希

 なでしこジャパンは2月16日、パリ五輪・アジア最終予選の北朝鮮戦に向けた国内キャンプ4日目のトレーニングを実施。練習後にGK平尾知佳が、第1戦の開催地未定の現状に言及した。

 ホーム&アウェー方式で行なわれる最終予選。日本は2月24日にアウェーで第1戦、同28日にホームで第2戦を戦い、2戦合計スコアで北朝鮮を上回れば、今年7月に開幕するパリ五輪の出場権を獲得できる。

 しかし、第1戦は当初、平壌の金日成スタジアムで開催予定だったが、これが急遽、一転して会場が"未定"に。試合日から8日前の現在もなお、開催される国すら決定していない状況が続いている。
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 平尾は改めてこの問題に触れ、次のように語った。

「試合の1週間、2週間前に会場が決まらないのは初めての経験。チームとして、24日の試合に向けてうまくコンディションを合わせていこうというのは、チームで話しています。

 個人としては、試合はどっちにしろやってくる。ここ(国内合宿地)の環境はすごく良いので、そこでコンディションを合わせつつ、良い気持ちを作っていけるかなというのはあって、本当に試合が楽しみだなというのはあります」

 また平尾は選手間の雰囲気について、「早く(開催地が)決まってほしいねという話はするけど、本当に何も分からないので、何も話せていない」と明かした。

"開催地未定"の24日の初戦に向け、なでしこジャパンは国内で調整を続けている。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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