「日本がアジア最強なのは議論の余地がない」海外記者も驚いた森保Jの8強敗退「なぜイラン戦でそれを証明できなかったのか...」【現地発】

2024年02月09日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「日本を超えない限り、アジアトップにはなれない」

イランに敗れ、膝をついて茫然とする三笘薫。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 3大会ぶり5度目の戴冠を目ざしてアジアカップに挑んだ日本代表は、準々決勝でイラン代表に1-2で敗北。「史上最強」ともてはやされたチームは、まさかのベスト8敗退となった。

 他国のメディアからも「優勝候補の本命」と見られていた森保ジャパンの早期敗退を、現地で取材する海外記者はどう捉えたのか。

 同じくベスト8で敗退したウズベキスタンのベクテミロフ・アブドゥルボイスト記者は「議論の余地はなく、日本はアジアで最強のチーム」と話す。

【PHOTO】日本代表のイラン戦出場15選手&監督の採点・寸評。後半は何もできずに敗戦。及第点は2人のみの低評価
「なのに、なぜ彼らがイラン戦でそれを証明できなかったのか分からない。後半はイランの方が明らかに良いプレーをし、日本は負けてしまった」

 それでも、同記者は「繰り返しになるけど、いまの日本はアジア最高のチームだ」と強調。「つまり日本を超えない限り、アジアトップにはなれない」と見解を示した。

 豊富な戦力を擁していても、このタフな大会を勝ち抜くのは難しい。改めてそれを思い知らされる結果となった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部

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