J１王者のヴィッセル神戸は２月７日、リオネル・メッシを擁するインテル・マイアミと国立競技場で対戦。０－０で90分を終えた後、プレシーズンマッチでは異例のPK戦に突入し、最終的に４－３で勝利を収めた。

　この一戦で主役級の大活躍を見せたのが、ジェフユナイテッド千葉から加入した新井章太だ。35歳のGKは、前川黛也は日本代表帰りでメンバー外となるなか、同じく新戦力のオビ・パウエル・オビンナに代わり、後半から出場。すると、メッシの至近距離からのシュートを好守で防げば、PK戦でもビッグセーブを連発した。

　アメリカの強豪撃破の立役者となった新井は、ヒーローインタビューで「素晴らしい選手たちと戦うことができて、本当に光栄に思います。一人ひとりの質や見てるところだったり、ゴールキーパーの目線から本当に素晴らしいなと思いましたね」と語った。
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　今季の目標としては、「個人的にはしっかり試合に絡む。まずはメンバーに毎試合入る。そういう気持ちを持って、常に努力していきます。チームとしてはもちろん、連覇できるのは僕らしかいないので、そこを目ざして全員でやっていきます」と力強く誓った。

　また、試合終了から数時間後にはSNSを更新。PK戦の映像を引用し、「本当に楽しかった。俺また明日から頑張る」と綴った。経験豊富な守護神は、前川らとの熾烈なポジション争いを制し、Jリーグでも圧巻のパフォーマンスを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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