【J1展望】1stステージ・4節|甲府-川崎|リーグ最多得点中の首位・川崎を、堅守の甲府が迎え撃つ。「攻撃対守備」の攻防を制するのは?

2016年03月18日 サッカーダイジェスト編集部

甲府――前掛かりになった相手の隙を、クリスティアーノの打開力で突きたい。

故障者/甲府=なし 川崎=武岡
出場停止/甲府=新井 川崎=なし

J1リーグ1stステージ・4節
ヴァンフォーレ甲府-川崎フロンターレ
3月19日(土)/14:00/山梨中銀スタジアム
 
ヴァンフォーレ甲府
1stステージ成績(3節終了時):8位 勝点4 1勝1分1敗 3得点・2失点
 
【最新チーム事情】
●出場停止となる新井の代役には、経験のある保坂を起用。
●右太もも裏を傷め、前節の鳥栖戦を欠場した松橋が復帰。左WBで先発予定。
●3試合・8得点の川崎攻撃陣と3試合・2失点の甲府の堅守。この攻防が最大の焦点に。
●ナイジェリア人FWデリッキ・チュカ・オグブ(登録名チュカ)の加入が内定。
 
【担当記者の視点】
 今節は、目下リーグ最多得点(8点)の川崎が相手だけに、「攻撃対守備」の色合いが鮮明に打ち出されそうだ。前節の鳥栖戦から若干のメンバー変更が予想され、左WBに怪我が癒えた松橋、ボランチの一角には保坂の起用が見込まれるが、いずれにせよ堅守の出来が問われる。
 
 甲府にとって、リーグ屈指の攻撃力を誇る川崎との愛称は悪く、昨季リーグ戦では2連敗。過去3シーズンを振り返っても、1勝1分4敗と分が悪い。そんな相手から勝機を見出すとすれば、前掛かりになった隙をカウンターで突くしかない。
 
 幸い、速攻の起点となるクリスティアーノは、ここまで3試合・3ゴールと好調をキープしている。大久保、小林ら強力アタッカーを封じるのは至難の業だが、クリスティアーノの打開力が活きれば、金星を手繰り寄せられる可能性も決して「ゼロ」ではない。
 
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