「酷い非力さ」「メダルもリボンも手にせず…」独メディアが日本のブンデストリオを酷評。イランFWと明暗くっきり【アジア杯】

2024年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「板倉が与えたPKが致命傷となった」

精彩を欠いた板倉。最終盤に痛恨のPKを献上した。写真:サッカーダイジェスト写真部(現地特派)

[アジアカップ ラウンド8]日本 1-2 イラン/2月3日/エデュケーションシティ・スタジアム

 予定よりも約1週間短い旅となった。

 日本代表は2月3日、アジアカップの準々決勝でイランと対戦。28分に守田英正が先制点を奪うも、55分に同点弾、90+6分にPKから逆転弾を浴び、ベスト4進出を逃した。

 この結果を受け、ドイツメディア『bulinews』は、「板倉滉、堂安律、伊藤洋輝、浅野拓磨は、メダルもリボンも手にせずブンデスリーガに戻る」と大々的に報じている。

「森保一監督は今回、3人のドイツクラブ代表をスターティングメンバーに選択。ボルシアMGの板倉、シュツットガルトの伊藤、フライブルクの堂安が先発した。ただ、トリオはこの日、酷い非力さだった。チーム全体的に不本意な試合となったなか、特筆すべきことは何もなかった」
【動画】後半ATの悲劇…痛恨の逆転ゴールを許す
 同メディアはまた、「板倉が与えたPKが致命傷となった」と説明。精彩を欠いた日本代表DFと、攻撃の中心として躍動したイラン代表FWの差を伝えた。

「ブンデスリーガの2人のプロフェッショナルが、最終的な結果に決定的な役割を果たした。レバークーゼンから(ローマへ)レンタル移籍しているサルダル・アズムンは、重要な同点ゴールをアシストし、ボルシアMGの板倉滉はボックス内でのファウルで、勝ち越しを許すきっかけを作ったのだ」

 ブンデスのサムライ戦士は、カタールでの悔しさをドイツで晴らせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表のイラン戦出場15選手&監督の採点・寸評。後半は何もできずに敗戦。及第点は2人のみの低評価
 

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