【J2採点&寸評】3節・全11カードを現地取材記者が採点! C大阪、熊本が3連勝! 町田、岐阜が初勝利

2016年03月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

清水×松本|S・ダニエルが好セーブ連発。昇格戦線を占う一戦は0-0に。

【警告】清水=六平(16分) 松本=飯田(72分)、喜山(74分)、工藤(81分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】シュミット・ダニエル(松本)

【チーム採点・寸評】
清水 5.5
特に精彩を欠く選手もなく、内容は悪くなかった。しかし、点を取りきれなかったのは問題で、チームとしては減点要素。
 
松本 6
攻撃は狙い通りに作れなかったが、劣勢のなかでも守備に破綻はなし。アウェーでの0-0は及第点だ。
 
【清水|採点・寸評】
GK
1 西部洋平 6
ピンチはほぼなかったが、急造CBコンビを声で落ち着かせ、クロス対応でも存在感を発揮。
 
DF
4 鎌田翔雅 6
開幕からの動きの良さを維持し、ゴール前にも積極的に入っていった。あとはクロスの質か。
 
15 ビョン・ジュンボン 6
リーグ戦初出場。ミスもあったが、落ち着いたプレーを見せ、得意の縦パスも披露。
 
2 三浦弦太 6
ビョン・ジュンボンとの急造CBコンビにも慌てることなく対人の強さを発揮し、ビルドアップの面も向上。
 
38 福村貴幸 6
冷静にパスをつなぎながら左の起点になる。深い位置まで侵入してクロスを上げる場面も。
 
MF
16 六平光成 6
過去2戦より厳しいプレスを受けたが、冷静にボールをキープして流れを引き寄せた。
 
7 本田拓也 6(77分OUT)
安定したプレーは過去2試合と同様で、73分の危ない場面もよく戻ってシュートを阻止した。
 
8 石毛秀樹 6
攻守にハードワークを続け、効果的な動きやシュートが増えてきた。最後の質はまだ不足。
 
17 河井陽介 6(75分OUT)
前節ほど光る働きは見せられなかったが、視野の広さと冷静な状況判断で貴重な存在に。
 
FW
10 大前元紀 5.5
効果的な動きを続け、シュートもチーム最多だが、58分の決定機を逃すなどフィニッシュに不満が。
 
23 北川航也 5.5(82分OUT)
守備でのハードワークは続けているが、ボールが足につかない場面が目立つ。シュートも0本。
 
交代出場
MF
11 村田和哉 6(75分IN)
効果的な使われ方をするシーンが増え、最後に決定機に顔を出したが決めきれず。
 
MF
20 竹内 涼 ―(77分IN)
中盤から効果的な縦パスを連発し、最後の猛攻に貢献したが、ミドルシュートには力みも。
 
FW
19 ミッチェル・デューク ―(82分IN)
出場時間は短いが、コンディションやボールタッチは良くなってきた。今後に期待。
 
監督
小林伸二 5.5
戦術や交代策に破綻はなかったが、ホームで2試合連続無得点はやはり期待を裏切る結果。


【松本|採点・寸評】
GK
1 シュミット・ダニエル 6.5
クロスによく反応してサイド攻撃を防ぎ、58分の最大のピンチで好セーブ。無失点の立役者に。

DF
4 飯田真輝 6
押される展開のなか、引くだけでなく前へのチャレンジも見せた。空中戦でも優位を保つ。
 
18 當間建文 6
目立つシーンは少なかったが、集中を欠くことなく忠実な守備を続けて無失点に貢献。
 
11 喜山康平 6.5
経験の少ないポジションで攻守に好プレー。空中戦も強く、最後のピンチも村田に食らいついた。
 
MF
3 田中隼磨 5.5
冷静さが光るプレーは見られたが、押し込まれる展開が続いて、なかなか高い位置取りができなかった。
 
7 武井択也 6
予測も冴えて中盤の底で清水の攻撃の芽を摘み取り続け、守備の面では貢献度が高かった。
 
15 宮阪政樹 6
相手ボランチによくプレッシャーをかけ、攻守に球際の強さを発揮。セットプレーはもうひとつ。
 
20 石原崇兆 6.5(81分OUT)
ユース時代を過ごしたチームを相手に精力的に動き、無理な体勢でもボールを収めて攻撃の起点に。
 
6 安藤 淳 5.5
田中と同様、守備に追われる展開に埋没。守勢でも慌てる場面はなかったが、少しミスも。
 
23 工藤浩平 6(89分OUT)
冷静にボールをキープし、パスをつないで存在感を発揮。守備でもハードワークした。
 
FW
19 山本大貴 5.5(77分OUT)
1トップとして幅広く動きながらボールを引き出したが、前線での起点という面では不満足。
 
交代出場
FW
8 ウィリアンス ―(77分IN)
1トップで出場し、下がって受けて起点を作る場面はあった。しかし、高い位置では仕事ができず。
 
MF
5 岩間雄大 ―(81分IN)
サイドの守備を助けるために投入され、綻びを修正。展開的にも守りに徹する形に。
 
MF
16 鐡戸裕史 ―(89分IN)
シャドーに入って前線からの守備と攻撃のサポートを担ったが、時間が短く見せ場はなし。
 
監督
反町康治 6
狙い通りの攻撃はできなかったが、交代策で守備の綻びを塞ぎ、貴重な勝点1を獲得。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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