「盛りだくさんで忙しい」柴崎岳が一人三役! 新体制発表会で「10番」を背負う意義を語る【鹿島】

2024年01月21日 渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

今季から新キャプテン&選手会長を兼任

新体制発表会に登場した柴崎。今季から10番を背負い、キャプテンと選手会長を務める。写真:永島裕基

 鹿島アントラーズは1月21日、鹿嶋市内で新体制発表会を行なった。

 GKの梶川裕嗣(磐田から完全移籍加入)と山田大樹(岡山から復帰)、DF濃野公人(関西学院大から加入)、ギリェルメ・パレジ(アルゼンチンのCAタジェレスから期限付き加入)ら4人の新加入選手が紹介されたほか、新キャプテンの柴崎岳も登壇した。

 柴崎は、ポポヴィッチ新監督の要請を受けて、主将就任を快諾。昨季は4人体制(昌子源、鈴木優磨、土居聖真、クォン・スンテ)だったキャプテンを、2年ぶりに1人で引き受けることになる。

 同時に、植田直通と鈴木優磨の副キャプテン就任も発表された。
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 また、柴崎は今季から背番号を「10番」にした。

 ナンバー変更の打診を受けた柴崎は、「できれば新時代の選手へ託したい」との想いがあった一方で、新シーズンに「空き番のままではいけない」という想いが勝り、自身が背負う覚悟を決めたという。

 さらに新10番は選手会長も兼任する。

「キャプテン、背番号10、選手会長と盛りだくさんで忙しい」と笑いを誘いつつ、「僕自身のひとつの覚悟の表われ」でもあると決意を表明した。

 一人三役を担う柴崎は、初のアジア王者となった2018年のACL以来となるタイトル獲得に導くことができるか。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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