「ドーハの惨事シーズン2」韓国メディアが森保Jの敗戦をセンセーショナルに報道!「蓋を開けてみると弱点だらけ」【アジア杯】

2024年01月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

韓国にとってはドーハの奇跡

途中出場し、決定機を迎えた前田。決めきりたかった。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 1月19日、森保ジャパンはアジアカップのグループステージ第2節で、イラクと対戦。1-2で黒星を喫し、ベトナムを4-2で下した初戦から連勝とはならなかった。

 終了間際に同点弾を浴び、アメリカ・ワールドカップ出場を逃したドーハの悲劇から約30年――。再びカタールで相まみえ、雪辱の果たす絶好の機会だったが、大声援を受ける中東の雄にまたもや辛酸を嘗めさせられた。

 このほろ苦い結果に鋭く反応したのが、韓国のメディアだ。各社センセーショナルな見出しで衝撃の大きさを伝えるなか、『SPOTV news』は「"ドーハの惨事シーズン2"。日本がイラクに衝撃の敗北!」と題した記事を掲載。まず、「日本は優勝候補筆頭と言われていたが、蓋を開けてみると弱点だらけだ」と指摘している。

「ベトナム戦から不安だった。4-2の最終スコアは余裕のように映るが、一時はビハインドを負い、決して簡単な試合ではなかった。ベトナムのFIFAランキングが94位に過ぎない点を考慮すると、予想とは全く違った流れだったのだ。ベトナムに2ゴールを許した脆弱な守備がイラク戦でまた問題となった」
【PHOTO】日本代表のイラク戦出場16選手&監督の採点・寸評。全員が及第点以下の厳しい評価。最低点は守備者の2人
 そのうえで、かつて自国は恩恵を受けた歴史的場面に言及。「時を経て30年ぶりに再現された」と伝えている。

「日本は終了20秒前の失点でイラクと引き分け、アメリカ行きのチケットを韓国に渡した。私たちにとってのドーハの奇跡は、日本でドーハの悲劇と呼ばれている。それから31年後、日本はカタールでイラクと対戦することになった。かつて選手として戦った森保監督の立場では、ドーハの悲劇をカタール・ワールドカップでの躍進で乗り越えて久しい。それでもイラクを確実に捕まえなければ悪夢は消せない」

 随所に熱量を感じさせる同メディアは、最後に「日本がD組2位で、韓国がE組1位になれば、16強で顔を合わせる。早すぎる出会いは厄介だ」と主張。優勝を懸けた決勝での日韓戦こそ、宿命の対決に相応しいと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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