【3月9日のCLプレビュー】チェルシー対パリSG & ゼニト対ベンフィカ|注目はやはりロンドンでのメガクラブ対決だ

2016年03月09日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

パリSGは攻撃的な姿勢を心掛けたい。

【出場停止】チェ=なし パ=なし|【欠場濃厚な主力】チェ=テリー、ズマ、ペドロ パ=オーリエ (C) SOCCER DIGEST

 好材料が少なくないのが、チェルシーだ。主砲D・コスタが年明けからの12試合で8得点とコンスタントにネットを揺らし、不振のアザールは5-1と快勝したFAカップのマンチェスター・C戦で復調をアピール。メンバーを大幅に入れ替えた"2軍"が相手とはいえ、4得点に絡む活躍を見せた。
 
 テリーがいまだ故障中とはいえ、第1レグを出場停止で欠場した、マティッチの復帰も心強い。アウェーゴールを与えずにカウンターからワンチャンスを仕留め、逆転でベスト8へ――。そんなシナリオを演じるだけの役者は揃っている。
 
 敵地に乗り込むパリSGは、なにより攻撃的な姿勢を心掛けたい。1点のリードを守る意識で受け身に回れば、T・シウバとD・ルイスのCBコンビをもってしても守り切るのは容易ではない。第1レグでFKを突き刺した好調イブラヒモビッチを中心に圧力をかけ、クルトワの堅牢を破れるか。
 
◎両チームの勝ち抜けの条件
【チェルシー】
1-0の勝利、2点差以上の勝利(2-1ならPK戦へ)
【パリSG
引き分け以上、2点以上奪っての1点差負け(1-2ならPK戦へ)

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