【3月8日のCLプレビュー】R・マドリー対ローマ & ヴォルフスブルク対ヘント|いずれもホームチームが有利な状況だ

2016年03月08日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

マドリーが無類の強さを発揮するホームに乗り込むローマ。

【出場停止】マ=なし ロ=なし|【欠場濃厚な主力】マ=なし ロ=デ・ロッシ、リュディガー (C) SOCCER DIGEST

 R・マドリー有利は明らか。敵地で2点を先行したうえに、無類の強さを誇る本拠地に戻るからだ。ジダンの監督就任以降のホームゲームは5戦5勝で、C・ロナウドやベンゼマらを軸に計27ゴールを叩き込んでいる。守備の連係にはまだ課題を残すが、大きな憂いはない。
 
 劣勢が必至のローマは、とにかく耐えて相手の一瞬の隙を突けるかどうかが鍵となる。その意味では、守備のキーマンであるデ・ロッシとリュディガーの故障欠場はかなり痛い。とはいえ、第1レグはフィニッシュの精度を欠いたものの、カウンターは機能していた。サラ―、ペロッティ(もしくはゼコ)、エル・シャーラウィという3トップの決定力に期待が掛かる。
 
◎両チームの勝ち抜けの条件
【R・マドリー】
引き分け以上(0-2ならPK戦へ)
【ローマ】
3点差以上の勝利、3点以上奪っての2点差勝ち(2-0ならPK戦へ)
 
 

次ページヴォルフスブルクの守備の脆さを、ヘントがいかに突けるか。

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