「解決できないことに文句を言い続けるなら…」ファンとの意見交換の場を設けるべきか。山形の相田社長の見解は?

2023年12月20日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「心情面は分かりますが」

独自の見解を示した相田社長。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 2023年12月19日、Jリーグは「2026-27シーズンからシーズン移行を実施し、残された課題を継続検討していく」ことを決定した。これにより、26-27シーズンは26年 8月1週頃に開幕し、12月2週頃の試合後から27年2月3週頃のゲームまでをウインターブレーク期間とし、27年5月最終週頃に閉幕となる予定だ。

 モンテディオ山形のファン・サポーターの中にはクラブだけでなく、Jリーグ本体の関係者とも意見交換をしたいという方がいるそうだが、そうした機会を設ける考えを山形の相田健太郎社長は持っているのだろうか。

「僕がリーグの人間ではないので、そこはいつ頃やるんじゃないんでしょうかと明確には言えません。チェアマンの考えで言ったら、降雪地のサポーターの皆さんにはおそらく(シーズン移行は)理解しがたい部分もあるだろうから、話をする機会はもしかするとあるかもしれないですし、そこは何とも言えません」
 
 今回の決定でクラブが前を向いて頑張ろうという状況下で、「リーグの人がきたところでどうなのかなと思う」というのが相田社長の個人的な見解だ。話し合いの場を儲けて何かが解決されるならやるべきだが、「単純に文句を言いたいから来てくださいというのは筋が違うと思います」と同社長は続けて言った。

 しかしだからといって、「高飛車にビジネスをやっていることでもありません」(相田社長)。

「お互い持ちつ持たれつのところだと思うので、話をして解決するのであれば良いんですけど、解決できないことに文句を言い続けるなら、そうした会を開くことはサッカー界にとってあまり良くないと考えています」

「心情面は分かりますが」と断りを入れたうえでの相田社長の見解である。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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