Jリーグの「カバー距離」&「スプリント」トップは? FIFA機関が選出!前田大然や伊藤涼太郎もリーグ1位に

2023年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレミアリーグではソン・フンミンも

非保持時スプリント回数部門でトップだった前田。(C)Getty Images

 サッカーはゴールを決めて点を競うスポーツだ。ただ、そのために走ることも欠かせない。

 国際サッカー連盟(FIFA)の教育研究機関でもある、スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIESフットボール・オブザーバトリー』は12月13日、世界40のリーグや大会を対象とした「世界の『マラソンランナー』と『スプリンター』」を発表した。

 これはCIESのパートナーである『SkillCorner』の独自データに基づき、カバー距離、保持時のスプリント回数、非保持時のスプリント回数のそれぞれのトップを選出したものだ。

 2023シーズンないし2023-24シーズンで2023年12月7日までに国内で出場720分超(国際舞台では360分超)の選手が対象となっている。

 J1ではカバー距離部門でヴィッセル神戸の井出遥也、保持時のスプリント回数で鹿島アントラーズの藤井智也、非保持時のスプリント回数でFC東京の白井康介が選ばれた。

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 他国リーグの日本人選手では、シント=トロイデンの伊藤涼太郎がジュピラー・プロ・リーグのカバー距離部門で、セルティックの前田大然のスコットランドリーグの非保持時スプリント回数部門で選出されている。

 また、CIESは興味深い点として、非保持時のスプリント回数部門はSBがトップに選ばれる傾向にある中で、プレミアリーグではソン・フンミン(トッテナム)が選ばれたと伝えている。その意味では、前田の選出も守備での貢献度の高さがうかがえると言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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