【浦和】柏木陽介が語る「歴代最強の10番 」。中村俊輔、本山雅志、そして“あのストライカー”

2016年03月09日 塚越 始(サッカーダイジェスト)

新シーズンに向けたストレートな想いを語る。インタビューの未公開部分を紹介。

昨年末に負った左膝の怪我も回復し、コンディションはここに来てかなり上がっている。2節・磐田戦では鮮烈なミドルも決めた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 3月10日発売号の『サッカーダイジェスト』では、Jリーグ開幕「Jを動かす新・背番号10」と題し総力特集を組み、その3大スペシャルインタビューのひとりとして、浦和の柏木陽介が登場している。

 在籍7年目にして、8番から10番への背番号の変更を決断。改めてその"リスタート"に込めた想いとともに、新シーズンや日本代表での抱負、チームの現状と課題など、とても重みのあるストレートな言葉で語ってくれた。

 他にも"新10番"をつけた広島の浅野拓磨、川崎の大島僚太のインタビューも掲載。さらに、北九州の本山雅志から鹿島の柴崎岳への熱くて、温かいメッセージも紹介している。

 特集のなかでは、Jリーグ全50クラブの背番号10の選手を対象にアンケートを実施し、Jリーグで過去に10番をつけてきた日本人と外国籍選手の「ベスト3」を挙げてもらった。

 今回、誌面で紹介し切れなかった柏木のインタビューの"未公開部分"を紹介しよう。彼が挙げたJ歴代最強の日本人10番の3人は、いったい誰か?

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――2月17日まで行なわれた指宿2次キャンプで、ホテルでの同部屋の相手は誰だったのですか?

「大谷幸輝でした」

――珍しい組み合わせですね。部屋ではどのような話をされていたんですか?

「寝る前は、みんなでワイワイしていることが多いんです。だから幸輝といつも二人でいるわけではなく、普通に気付いたことを話す感じでしたね」

――練習中、リオ五輪アジア最終予選を終えてキャンプに合流したばかりの遠藤航選手と一緒に、ランニングしながら、いろいろな話をされているようでしたが?

「(遠藤)航とは日本代表の時も、一緒にいる時間が長かったんです。だからレッズの現状などを伝えつつ、五輪予選や湘南の時の様子などについて聞いていました」

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