「あまりに非現実」「本人が誰よりも驚いたはず」古橋同僚のミラクル回転ブロックが話題!一方でもう1つの意味でも注目

2023年12月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

偶然? それとも――

セルティックのDFジョンストン。10月にはカナダ代表として日本代表と対戦した。(C)Getty Images

 現地12月10日に開催されたスコットランドリーグ第17節で、セルティックはキルマーノックと敵地で対戦。幸先良く先制しながら、終盤に連続失点し、1-2でリーグ戦初黒星を喫した。

 あいにくの雨のなか、まさかの結果となったが、アリスター・ジョンストンの奇跡のシュートブロックはハイライトの1つだったかもしれない。

 マット・オライリーが先制点を奪った直後の37分、ペナルティエリア内から浴びたシュートを守護神のジョー・ハートがセーブ。そのこぼれ球に反応したコリー・ヌダバに至近距離で詰められるが、スリッピーなピッチで足を滑らせたジョンストンは、身体を回転させながら背中でブロックしたのだ。

 文字通り"捨て身の守備"は注目を集め、SNS上で「信じられない!」「あまりに非現実」「本人が誰よりも驚いたはず」といったコメントが集まっている。
【動画】これ以上ない捨て身の守備が奇跡を呼ぶ!セルティックDFの信じられないプレー
 また、このプレーはもう1つの意味でも話題に。ブロックの際に左腕に当たったようにも見えるため、キルマーノックにPKを与えるべきだったと指摘する声も少なくないのだ。

 ただ、現地紙『Daily Record』によれば、元スコットランド代表のマイケル・スチュワート氏は判定を支持。「(ハンドかどうかは)断定できない」と前置きしたうえで、「私には、おそらく彼の背中か肩の高いところに当たっているように見える。あれでペナルティが取られるのは非常に厳しい」と見解を示した。

「リアルタイムではアリスター・ジョンストンのワンダフルなブロックに見えた。だけどそうではなく、意図的な、言うなればスライディングタックルのようだ。とにかく、あれでペナルティだったら、非常に厳しかっただろう」

 偶然の産物なのか、意図的なのか――。それは定かではないが、滅多にお目にかかれない、とんでもないスーパープレーであることは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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