セルティック放出候補に日本人2選手。地元メディアが報道「退団が運命」「インパクトを残すか疑わしい」

2023年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベンチ入りしたのが1試合

放出候補に挙げられた小林(左端)。写真:滝川敏之

 セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、以前から冬の移籍市場で人員削減が必要と話している。その候補には、日本人選手も含まれるようだ。

 専門サイト『67 HAIL HAIL』は12月8日、1月のマーケットで放出候補となるセルティックの9選手をピックアップした。小林友希と井手口陽介が選ばれている。

 昨季途中に加入した小林だが、ロジャースが就任した今季は出場なし。開幕から4か月が経った中で、ベンチ入りしたのが1試合という厳しい状況だ。

 67 HAIL HAILは「ロジャースが復帰してから一度も出場しておらず、コバヤシは退団が運命づけられているようだ」と報じた。

「現行契約は2028年までのため、可能性が高いのはレンタル移籍。だが、本人はサッカーをする機会を必要としており、それはセルティックで手に入れられないだろう」

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 一方、2021-22シーズン途中に加入した井手口は、デビュー直後から度重なるケガに悩まされ、昨季途中に日本に帰国。レンタル先のアビスパ福岡でも当初、ケガで長期離脱を余儀なくされたが、復帰後はレギュラーに定着。クラブ初のタイトルとなったルヴァンカップ優勝に貢献している。

 完全移籍の交渉も報じられるなか、67 HAIL HAILは「日本で素晴らしいシーズンを過ごしたかもしれないが、グラスゴーに戻ってインパクトを残すかは疑わしい」と伝えた。

「日本からの報道では、レンタル先がセルティックと完全移籍を交渉している。現時点ではそれが最も可能性の高いシナリオだ」

 Jリーグ初優勝を果たしたヴィッセル神戸も井手口への関心が報じられており、争奪戦の行方が注目されている。いずれにしても、井手口の未来はスコットランドにはないかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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