「びっくりしましたし、正直油断していました。元日に初めて試合をする日本代表のメンバーに選ばれたことは大変光栄に思いました。こんな年末年始を過ごすなんて思ってもいませんでした」

　2024年の元日にタイ代表と国際親善試合を戦う日本代表に初招集されたGK野澤大志ブランドンは、素直な心境をそう告白している。  

　今季のFC東京ではJ１リーグでデビューするなど、貴重な経験を積んだ。実戦を重ねて、アピールできたからこそ、日本代表に選出されたと言えるだろう。実際、野澤は次のようにコメントしている。

「日々の練習を真面目に取り組むだけではポジションを奪えないことも学んできました。試合に出場した際に、自分の持っている力をどのように表現するのかを学んできたので、それを実現させることは自分にとって大きな経験になりました」
 

　U-22日本代表での活動では「A代表経由パリ五輪行き」が合言葉となっている。今回のA代表活動でどんな経験をしたいか。野澤はこう答えている。

「代表活動の雰囲気であったり、世界で活躍している選手とともにプレーできることなど、肌で感じることができることをしっかりと吸収し、今後自分がどのように歩んでいくべきなのかを整理できればと思っています。見える世界も変わってくると思うので、本当に楽しみにしています」

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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