「右サイドにダイナミズムをもたらす」「奇跡のゴールならず」16分間で躍動した久保建英を現地メディアが称賛!「日本人が攻撃にスピードを与えた」

2023年11月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

ソシエダはスコアレスドロー

ザルツブルク戦に74分から途中出場した久保。(C)Getty Images

 現地11月29日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダがレッドブル・ザルツブルクとホームで対戦。スコアレスドローに終わった。

 すでに、グループステージ突破を決めていることもあり、ベンチスタートとなった久保に出番が回ってきたのは74分だった。

 これで明らかに攻撃が活性化し、84分には右サイドからキレ込んでアンデル・バレネチェアに絶妙のパス。その折り返しを受けたマルティン・スビメンディがシュートを狙うもも、枠を捉えられなかった。

【動画】スペイン紙も絶賛!3人に囲まれながら、先制点の起点となった久保のパス
 後半アディショナルタイムには、ドリブルで仕掛けてFKを獲得。これを自ら狙ったがGKのファインセーブに阻まれた。

 16分間のプレーで躍動した14番を現地スペインのメディアも高く評価している。『El Desmarque』のギプスコア版は出場時間が短いせいか、採点こそ及第点の6点止まりだったものの、こう賛辞を贈っている。

「ピッチに入り、右サイドにダイナミズムをもたらした。日本人がラ・レアルの攻撃にスピードを与え、奇跡のゴールにはならなかったFKを放った」

 短時間でも、さすがの存在感を見せつけた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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