「ぺレス会長はクボに賭ける」マドリーはスペイン代表逸材をバルサに奪われても久保獲得を優先と現地報道!「リーガで最高の選手の一人」

2023年11月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「議題にあがっている別の選手を好む」

マドリーの再獲得が取り沙汰されている久保。(C)Getty Images

 昨年のカタール・ワールドカップにも出場したアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムスには、レアル・マドリーとバルセロナのスペイン2強が関心を示している。

 だが、マドリーは宿敵のバルサに奪われてもやむを得ないと考えているようだ。それよりも優先したい選手、そうレアル・ソシエダの久保建英がいるからだ。

 スペインメディア『diario gol』は11月18日、「フロレンティーノ・ペレスは契約に『ノー』と言い、バルサに道を空ける。彼は議題にあがっている別の選手を好む」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えている。

「ニコ・ウィリアムスはスペインで最も有望なサッカー選手の一人となった。彼はすでにスペイン代表の常連であり、アスレティック・ビルバオでも非常に高いレベルを示している。レアル・マドリーとバルサが彼を気に入っていることに加えて、他のヨーロッパの偉大なクラブも彼をフォローしている」

「マドリーは彼との契約に興味を持っていたが、バスク人選手より好かれているもう一人の選手がいる。(マドリーの)フロレンティーノ・ペレス会長は彼(ウィリアムス)と契約しない決断を下し、(バルサの)ジョアン・ラポルタ会長は自由に彼と交渉を開始できるようになった」

【動画】「しびれたなー」「普通にワールドクラス」と驚嘆の声!王者バルサを翻弄した久保建英の"鬼キープ"
 同メディアは「ペレス会長はクボに賭ける」と綴り、こう続けている。

「レアル・マドリーがウィリアムスを逃がす理由はタケ・クボだ。レアル・ソシエダの選手はラ・リーガで最高の選手の一人であり、ソシエダに彼を600万ユーロ強で売却した際に合意したように、彼の移籍金の50%の権利を得ている。日本人の価値は10倍になり、今は6000万ユーロの値段になっている。この作戦の重要な要素は、ヨーロッパの半数が好む選手に対して、マドリーは半額、つまり3000万ユーロだけを支払えばよいということだ」

 記事は「ヘタフェ、マジョルカ、レアル・ソシエダを経て、ウインガーは自分に賭けたチームで成功できると自信を持っている。バルサはニコ・ウィリアムスの獲得を自由に進めることができるため、このニュースはバルサにとって非常に喜ばしいことである」と伝えている。

"値段"を含めて、マドリーは久保の獲得を最優先に考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「日本人は怒っていた」久保建英、バルサの俊英に苛立ちか。現地メディアが指摘した理由は?「試合終了後も収まらず...」
 

次ページ【動画】バルサを翻弄した久保の“鬼キープ”

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事