FIFA機関の「世界のチャンスメークランキング」、三笘薫や伊東純也を凌駕したJリーガー3人は?

2023年11月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

最も多くの選手を輩出したのはプレミアリーグ

97位にランクインした三笘。(C)Getty Images

 国際サッカー連盟(FIFA)の教育研究機関でもある、スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIESフットボール・オブザーバトリー』は11月14日、今シーズンのチャンスメークに関するランキングを発表した。

『Wyscout』のデータを基にし、11月13日までの今季国内リーグで同一チームでの出場が630分間超の選手が対象。キーパスの数や90分あたりのアシスト期待値、試合のレベルに応じた結果などを考慮した指標で算出したランキングとなっている。

 トップ100を選出したランキングで、日本からは横浜F・マリノスの3選手がランクインした。30位にヤン・マテウス(1.45)、39位に水沼宏太(1.40)、51位にエウベル(1.32)が選ばれている。また、90位にはスタッド・ドゥ・ランスの伊東純也(1.20)、97位にブライトンの三笘薫(1.17)が選出された。

 全体のトップはフランス代表のウスマンヌ・デンベレ(2.36)。指標が2を超えた唯一の選手だ。その後、レロイ・ザネ、ニコ・ウィリアムス、キリアン・エムバペ、ムサ・ディアビ、モハメド・サラー、フランク・オノラと続く。7位まで5大リーグの選手が占めるかたちとなった。
【動画】38歳の元イングランド代表DFをぶち抜いた三笘のキレキレドリブル
 トップ100には世界の33リーグからランクインしており、最も多くの選手を輩出したのは16人のプレミアリーグ。2位はセリエA(9)だった。

 CIESによるランキングのトップ10は以下のとおりだ。

1位:ウスマンヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン)/2.36
2位:レロイ・ザネ(バイエルン)/1.92
3位:ニコ・ウィリアムス(アスレチック・ビルバオ)/1.89
4位:キリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)/1.87
5位:ムサ・ディアビ(アストン・ビラ)/1.74
6位:モハメド・サラー(リバプール)/1.70
7位:フランク・オノラ(ボルシアMG)/1.70
8位:マキシミリアーノ・ヌニェス(ナシオナル・ポトシ)/1.69
9位:イニャキ・ウィリアムス(アスレチック・ビルバオ)/1.68
10位:マグヌス・エイクレム(モルデ)/1.65


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