韓国代表は2026年北中米ワールドカップのアジア２次予選で、11月16日にホームでシンガポールと、21日にアウェーで中国代表と対戦する。

　注目の韓中戦を前に、韓国メディア『Best Eleven』は、中国の要注意選手に武漢三鎮のFWウェイ・シーハオを挙げた。

　ウェイ・シーハオといえば、今月８日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）のハノイFC戦で、競り合ってピッチに倒れ込んだ相手MFが起き上がろうとしたところに、左膝で顔面蹴りを食らわせ、レッドカードを受けた選手だ。この蛮行には、中国国内からも批判の声が上がった。

『Best Eleven』は「倒れた相手の顔に膝蹴り＆露骨なミサイルバックタックル。21日の韓中戦、『反則王』ウェイ・シーハオへの注意報」と見出しを打ち、次のように伝えた。
【動画】国内からも批判殺到！中国代表FWの顔面膝蹴り

「ウェイ・シーハオのこのような非紳士的なプレーは習慣的だ。去る2019年３月のウズベキスタン戦でも相手アタッカーの背後からあまりにも露骨なバックタックルを食らわし、批判の的となった。ハノイFC戦後、中国メディアは『また、昔の習慣が出てきた』と伝えた」

　記事は「中国選手が過剰なラフプレーをするのは昨日今日の話ではないが、ウェイ・シーハオはしばしば一線を越えるレベルの愚行をするという点で韓国のサイドアタッカーたちは気をつけなければならない」と指摘。こう締め括っている。

「このような汚いプレーはもちろん、相手選手を刺激する言動を日常的にする選手だという点も注目に値する。ウェイ・シーハオの無謀なメンタルとダーティープレーに注意してほしい。今回の中国戦に臨むアタッカーたちが覚えておくべき課題だ」

　ラフプレーはもちろん、挑発に乗ってはならないと注意を促している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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